高松港周辺を走ると、普段と変わらない風景ではある。しかし、航路が一つなくなり、物寂しさを感じる。
四国急行フェリーによる突然の発表から1ヶ月余り。航路の栄えた時代を知る世代を中心に、船内のうどんを食べる目的で利用する方々が県内外から連日駆けつけた。私は叶わなかったが、イヴに最終便出航の光跡を撮影した。
満月は過ぎていたが、ほぼまん丸い月が屋島の上に昇る中での出発。このシーンを観ることが出来るのは果たしていつになるであろう。月光との競演に再開の希望を託した。
寂しくも 希望射し込む 冬の月
【文、写真|Takahiro Kasai】
【写真】令和元年12月14日撮影
ブログランキングに参加中です。↑
応援を兼ねて、クリックをお願いいたします。(一日1回)
掲載写真の二次利用はご遠慮願います。
ただし、利用希望の場合はコメント欄に打ち込んでいただければ、個々に対応させていただきます。
10:05 2019/12/22