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チョット待って下さい、見切り発進と、見切り進行

チョット待って、見切り発進と、見切り進行

◎規模の小さい片側交互通行規制において

現場は見通しの利くほぼ直線の道路、
ドライバーからは赤旗を振るストッパーの向こう側の状況がわかります。

対向して来る車両が通過し、
ドライバーが今度はこちらの番で通れると判断すれば、
赤旗を出していても通行しようとして車両の方向を変えてきます。

もうチョット待って欲しいという仕草をすると、
もう通れるだろうと云った表情をされてしまいます。
中には無視をして通過される方もおられます。

現場内には大きな工事関係車両や機器が設置されており、
その陰から作業員の出入りも考えられます。
また、規制区間内、その付近には枝線や施設内からの出入り車両がある場合もあります。
一般の歩行者や自転車の通行などなど、
危険要素は沢山考えられます。

片側交互通行規制のストッパーは、
自分自身が安全を確認してからではないと進行の白旗は振れません。

ストッパー間の見通しがよく、
トランシーバーを使わずお互いの旗だけの合図で片側交互通行規制を行うことができれば、
ドライバーに対するタイムラグも最小限に持ってゆけますが、
トランシーバーを使っていますと、
必ず、どんなに頑張っても数秒の待ち時間が生じます。

反対側の最終車両が通過したことを確認し、
こちら側に待機車両、または接近車両がある場合。
反対側の最終車両が通過したことを確認しこちらから送り出すことを伝える。
反対側からその旨の了解の返答の後、
後方の確認(現場内、規制内)を行なってから進行の白旗を振ることができます。

その数秒間が待って頂けない。

なんとも虚しい気分になてしまいます。

まぁ、ただの交通誘導員のお願いです。
聞いて頂こうが無視されようが、ドライバーさんの自由ですから。。。。

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