債券で値動きをマイルドに『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』『同 先進国債券インデックス』70%:30% と 50%:50% で投資した運用実績を評価

2022年11月10日木曜日

債券 先進国株式

t f B! P L
『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』『同 先進国債券インデックス』半分ずつ投資した実績は?

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』と『eMAXIS Slim 先進国債券インデックス』に「70%:30%」および「50%:50%」で投資した場合の運用実績を簡単にまとめてみました。

年間リターン(最大上昇時・平均値・最大下落時)も確認しています。


先進国株式および先進国債券インデックスファンドの特徴

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』(三菱UFJ国際投信)は、日本を除く先進国の株式市場を対象にした「MSCI コクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果をめざします。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 国別構成比

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス』(三菱UFJ国際投信)は、日本を除く世界の主要国の債券市場を対象にした「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)」に連動する投資成果をめざします。

2022年9月末時点の組入債券の最終利回り(満期まで保有した場合の複利利回り)は3.6%です。1年ほど前の2021年10月末時点では0.8%でした。金利変化に対する債券価格の感応度を示すデュレーションは8から6.6に低下しています。

eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 通貨別構成比

今回、取り上げた投資信託は原則として為替ヘッジを行いません。信託期間は、どちらも無期限です。


先進国株式および先進国債券インデックスファンドの運用実績

下のチャートは設定来5年8ヵ月強の期間(2017年2月27日~2022年11月9日)で基準価額の推移を比べたものです。

比較しやすいよう起点の基準価額を1万円に統一しています。

先進国株式と先進国債券、および両者の組み合わせによる基準価額の推移(チャート)

騰落率の比較は下の表の通りです(2022年11月9日現在)。

コロナショック時の下落率は2020年2月21日~同年3月24日の数字、設定来の騰落率は5年8ヵ月強の数字です。

先進国株式と先進国債券、および両者の組み合わせによる騰落率

2022年11月9日現在の純資産総額は『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』3,832.27億円、『eMAXIS Slim 先進国債券インデックス』564.03億円です。

先進国株式と先進国債券を「70%:30%」および「50%:50%」で組み合わせた場合の年間リターン(最大上昇時・平均値・最大下落時)は下の図表の通りです。

過去の指数データを使ったシミュレーションで売買手数料、税金等の費用は考慮していません。

先進国株式と先進国債券を半分ずつ組み合わせた場合の年間リターン

世界的な金融危機であるリーマン・ショックを含む2003年3月31日から2022年10月31日までの任意の連続1年間で騰落率のうち最大の騰落率を「最大上昇時」、同じく最小の騰落率を「最大下落時」としています。○は年間リターンの平均値です。

株式ほどではないにせよ、為替変動リスクのある海外の債券は相応に値動きが大きいので、預貯金や個人向け国債などの安全資産の備えがやはり欠かせませんよね。

個人向け国債窓口トップページ(財務省)

個人向け国債(変動10年)の第152回債の利率は0.17%です(利率は半年毎に見直し)。



おすすめ記事

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』と先進国債券の組み合わせについては下の記事を参考にしてください。

債券でマイルドな値動きに『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』『同 先進国債券インデックス』半分ずつ投資した運用実績を評価



Home

楽天ブックス人生100年時代の年金・イデコ・NISA戦略 [ 田村 正之 ]

ブログ村 投資信託
投資信託が話題のブログ
ブログ村 インデックス投資
インデックス投資が話題のブログ
ブログ村 米国株
米国株が話題のブログ

注目の記事

auカブコム証券 投信クレカ積立1%還元(月10万まで)SBI証券と比べた場合のメリット・デメリット/全世界株(オルカン)、先進国株、国内株、米国株(S&P500)、新興国株 各インデックスファンドの成績

3月8日に「金融商品取引業等に関する内閣府令」が一部改正されて、クレジットカード決済で投資信託を積み立てる際の上限金額が月5万円から10万円に拡大されることになりました。 新NISA口座を開設したauカブコム証券と旧NISAで投信の保有を続けているSBI証券の一般ク...

よく読まれている人気記事

QooQ