農林水産省HPより
愛しいあなたへ
「いろいろな食材を彩りよく組み合わせて食べましょう。なぜなら食事のバランスがよくなるから」
とよく言われます。
日本では食事のバランスガイドというのを農林水産省で推進しています。
アメリカでは、昨日少し触れたマイプレートやフードピラミットなどをつかって食事ガイドラインを公表しています。
どちらも、
単一食品だけに偏るのではなく
いろいろな食品を組み合わせましょうというもの。
しかし、
いろいろな食材を組み合わせて食べることは、
必ずしも健康的ではないかもしれないという研究
があります。
「いろいろな食品を組み合わせて食べるというアプローチが、
人々の食習慣を改善せず、肥満を予防することもないことを示唆している」
こう語るのは主任研究者のマルシア・C・デ・オリヴェイラ・オットー博士です。
研究チームは、多くの研究をレビューし、
より多様な食事を摂ることは、不健康な食品をより多く摂ることにつながり、それは体重増加と肥満をもたらすことを発見したといいます。
「現代の米国人にとっては、幅広い食品をたべるというのは、とにかくやたらに不健康なものを食べまくることを意味するようだ」
とオットー博士は言っています。
「豊かな国々において、食事パターンに及ぼす多様性のある食事の影響を理解することの重要性がますます高まりつつある。
そこでは過剰なカロリー消費と肥満が一般的であり、人々は健康的な選択をするためのサポートを求めているのだ。」
2015-2020年版米国人の食事ガイドラインで、多様性のある食事とは推奨される食品群をまたいで広く食品と飲料を選択することであるとされているが、厳密な食の多様性の定義とその最良の指標についての標準化やコンセンサスが欠けていることが指摘されています。
オットー博士らの報告はまた、多くの関連分野から科学的根拠を検証しています。
それら研究の多くが、人々はより多様な食品を提供されたとき、有意に多く食べることを示しているのです。
たとえば、ある研究では、フレンチフライにケチャップかマヨネーズを加え、ブラウニーにクリームを添えることで、満腹感を覚えるのが遅くなり、40%近くも多く消費した（食べた）ことが報告されています。
これらは、特に加工された健康的でない食品が普通である、比較的貧しい生活の住民の場合にそうなりがちであるようです。
研究チームは、
多様性のある食事とは何なのか、
どのようにして健康アウトカムを最大にできるのか、
についての標準化された信頼性の高い基準を確立することを勧告しています。
そして、
多くのエビデンスが多様性のある食事という推奨が健康的な食生活を促進する効果的な方法とは言えないことを示唆しているのであるから、野菜と果物、たんぱく源、低脂肪乳製品、植物油、ナッツを適正に摂取し、お菓子、加糖飲料、赤肉の摂取を制限することに焦点を当てるべきだとしています。
簡単にいうと、
ステーキ+付け合せに茹でたジャガイモだったら、
焼いた肉とジャガイモ（料理？）ですが、
ステーキ+ソース＋バター とフライドポテト（塩＋ケチャップ＋揚げ油など）と付加食品（調味料や油脂）が加わるわけですよね。
その付加食品が太らせる元になるわけですね。
あるいは、
ステーキとから揚げで2品で多種とカウントをしてしまう・・・など。
ステーキ一切れとから揚げ1個ということはないでしょうから、
食べ過ぎにつながる場合があるのです。
外食などのとき単品メニューにサラダなどを追加でたべるとよいとあるのですが、サラダそのものはとても体に良いのです。
農林水産省HP：「日本型食生活」のススメ（入門編） Aより
分かり資料ですので、活用したいですよね。
しかし、
それにドレッシングをジャブジャブかけたら・・・不健康になってしまいますよね。
そこに気をつけないと、彩りよいメニューが台無しです。
みなさんならどうすればいいのかもうお分かりですよね。
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あなたがいつも健康で幸せでありますように！
いつもありがとうございます。
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