密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

勝手に会見?西村新型コロナ対策担当大臣 専門家会議は医師は誰が決めた?

今いるフロリダ(ハリケーン準備で出発が遅れている)はCOVID-19の感染拡大で、NYに着いたら2週間の自主隔離が気味づけられた。ある調査によると、民主党支持者より、共和党支持者の方が、COVID-19に対して勇敢で自粛もマスクもなんぼのものぞという人が多いことがわかった。というわけで、共和党支持の南部では絶賛拡大中だ。


日本でも、東京をはじめまた感染が拡大しはじめているという矢先、専門家会議の主要メンバー3人(脇田氏、尾身氏、岡部氏)が日本記者クラブで会見を行った。懸念される感染拡大の「第2波」に備えてまとめた提案書の内容を明らかにする、これまでの活動を振り返り、今後の課題を整理して政府に提言するというものだった。



脇田座長は「あたかも専門家会議が感染防止政策を決定しているような印象を与えてしまった」と語り、今後は専門家助言組織と政府との関係を明確化するよう求めた。また、「専門家会議は本来医学的見地から助言などを行い、政府はその提言を参考にして政策決定を行うが、その境界は外から見ると分かりにくかった」「専門家会議が人々の生活にまで踏み込んだ、と受け止めて警戒感を高めた人もいた」「国の政策や感染症対策は専門家会議が決めているというイメージを作ってしまった側面があった」などと、これまでの活動を自省するように振り返った。
 そして政府への提言として「専門家助言組織は役割を明確にした上で社会経済活動の維持と感染症防止対策の両立を図るために医学や公衆衛生学以外のさまざまな領域の『知』を結集すべき」と指摘した。さらに「最新の知見や感染状況を反映した対策を提案する際は広く人々の声を聴き、市民の暮らしに与える影響や被害にまで心を砕いたコミュニケ―ションを実施しなければならない」とし、政府に危機対応時のリスクコミュニケーションのあり方を早急に見直すよう求めた。


尾身副座長は「感染症対策というものは実験室の学問や純粋科学とは違う」と発言し、専門家会議の法的位置付けがあいまいな中、感染防止対策に関与せざるを得なかった苦労をにじませた。またリスクコミュニケーションの問題に関連して「対策と社会経済との両立(が大事だ)と言っているが(対策の実施に伴って生じた)差別の問題もあるし、さまざまな心理学的な問題もあるし、法律的な問題もある。地方の人の問題もある。(政策決定に際しては)いろいろな人が関与した方がいい」などと述べている。

2月中旬に日本国内でも感染拡大の恐れが出てきたことについて、脇田座長は「迅速に行動して対策案を政府に伝えないと間に合わないのではないかという危機感が専門家会議メンバーに高まった」とし、「(つい)前のめりになった」と当時の思いを率直に語った。
同座長はこのほか、記者が「東京都では新たに55人の感染者が確認されたが見解は」と質問すると「東京ではハイリスクな場所での感染が続いている。リンク(感染経路)が分からないということは、見えないクラスター感染があることを意味している。市中感染が広がらないか懸念している」と今後の感染状況を心配した。


 専門家会議は政府の「新型コロナウイルス感染症対策本部」の下に2月に設置された。感染症や公衆衛生の専門家ら12人が参加し、感染拡大防止策として「人と人との接触の8割削減」「新しい生活様式」など、10回にわたり提唱、提言してきた。

専門家会議の主要メンバー3人が記者会見していたほぼ同時刻に西村康稔経済再生担当相は別途記者会見し、現在の専門家会議を廃止する意向を明らかにしている
法的位置付けを明確にするため、全閣僚で構成する「新型インフルエンザ等対策関係閣僚会議」の下に新設するコロナ対策の分科会に衣替えするという。


彼らは言外に、政治的意思で科学的提言を抑制されたことを示唆している。日本版NIAIDを作るなら、政府の恣意的な政策に科学的お墨付きを与えるものではなく、独立機関として常時潤沢な資金も投入して研究を行わせなくてはならない。チャラ政権には無理な話だ。なんでも短期決戦というか目先のごまかし対応だけしかできない。だから広告代理店政治になる。そして、問題はこの会見と同時刻に西村康稔経済再生担当相は別途記者会見し、現在の専門家会議を廃止する意向を明らかにしていることだ。


田村議員はこの点のおかしさを明確にしている。



専門家会議廃止 西村担当相の表明について 2020.6.26


専門家会議の主要メンバー、公明党、自民党、もちろん野党、誰も連絡を受けていないこの廃止決定。誰が決めたのか? 民主主義無視の俺様政治が当然という内輪認識で、チャラっと決め、ちゃらっと会見してしまい、まさかこれが問題になるとは思いもしなかった?何たる間抜けだ。


しかしこのところの安倍政権は、やることなすことこんな感じだ。アベノマスク然り、のろのろの給付金、電通丸投げしかり、今度は”アベノアプリ”だそうだ。(これは次の記事で書きます。)


国の礎をブワブワにして腐らせ、イメージだけを作り上げてきた安倍様たちの美しい国。軟弱地盤に、つまらないプライドと維持と友達利権で固執し、結局使えなくなる辺野古基地建設は安倍政権そのものだ。


心ある自民党議員はしっかり尻拭いして、かつ身内を庇わず、責任を取るとはどういうことはを、安倍晋三にきっちり教える必要がある。彼らができなければ、検察が、それもできなけれな、国民がやるしかない。選挙で、二度と立ち直れないくらい、惨敗させるしかない。
野党がだらしない?田村さんを見ろ。頼りになるではないか。頼りになる野党議員はたくさんいる。そういう人に投票すればいいだけだ。また戦略的投票も考えなくてはいけない。自民以外に投票、自民でないと、そうしたら日本がガタガタのなる、というのは洗脳は、自民の政治で、もう日本は後がないほどガタガタだという事実を見つめてといてほしい。



PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ