こんにちは、猫子です。

 

 

--- ※とても暗いです ---

 

 

3週間ほど前に、日本の祖母が亡くなりました。

ショートステイの施設での誤嚥だそうです。

 

祖母は10年程前に病を患って以来、酸素吸入が必要で、

ほぼ家の中とデイサービスで過ごしていましたが、

要介護ながらもなんとか小康状態を保っていました。

 

そんな状況でも、私や姉の結婚式はとても楽しみにしてくれていて、

酸素吸入機器を携えて参加してくれる、優しくて気丈なおばあちゃんでした。

 

だいぶ高齢だったし、今まで長い間本当によく頑張ったと思います。

 

テレビ電話越しにお別れをさせてもらいましたが、

(お葬式も、この時期なので、限られた人数だったそうです。)

なかなか現実感がわかず、ただただ思い出しています。

 

今ちょうど、ふーちゃんが小学生なので、自分のその頃のことをよく思い出します。

 

祖母もこんな風に、延々としりとりに付き合ってくれたなぁ、とか

泊まりにくると、私は嬉しくてずっと喋ってたけど、いつもおばあちゃんが先に寝ちゃったなぁ、とか

祖母の作るレンコンの煮物が好きだったなぁ、とか

食事とか、靴を揃えたりのマナーには口うるさかったなぁ、とか。

 

晩年は、私を見ると母(娘)と勘違いすることも多かった祖母。

今のふーちゃんを見たら、私のことも思い出してくれたかもしれないなぁ。

 

 

お別れに行けなくてごめんね。

今まで本当にありがとう。

 

 

オランダ駐在が決まった時、

もしかしたらお別れには立ち会えないかなぁと、覚悟はしていました。

 

なので、オランダに発つ前や、昨年の一時帰国で会った時には、

たくさん手を握っておきました。

しておいてよかったなと思います。


でも、もしこれが予期していない人だったら?

 

もし会えないまま突然いなくなってしまったら?

 

耐えられない…。

 

日本のニュースや家族の反応に、いまいち危機感がなくヤキモキしていましたが、

日本でも緊急事態宣言が出て、少しホッとしました。

 

ロックダウン6週目でもなお、

オランダでは毎日100人以上の人が亡くなっていきます…。

 

政府の発表では減少傾向との事ですが、収束はまだまだ見えません。

 

近くのスーパーでもクラスターが発生したみたいです。

あんなに対策して、消毒して、距離も開けてるのに…。

 

自分や夫がかかったら、この国では誰も頼れない。

 

怖いです。

 

怖いけど、やれることをやるしかないです。

 

終わりは見えませんが、悲観的になりすぎないように頑張ります。

 

暗い記事になっちゃってすいません。

なかなか子供の手前、堂々と落ち込む暇もなく、ブログで吐き出し…。

 

でも苦しいことを言語化するのもなかなかしんどいですね(´・ω・`)

 

オランダは夏時間が始まり、一気に日が長くなりました!

夜20時でも明るくて、自然と心も元気になったような気がします。

 

太陽の力は偉大。

 

 

こちらにもたまに桜の木があります。

並木ではなくポツンと。

 

やっぱり桜の木って特別なので、見つけると心が躍りますね。