ミュンシュ&日本フィル ’62年のライブが凄い! | よしおのクラシック音楽日記

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クラシック音楽大好きなよしおの日記です。クラシック音楽リスナー歴50年の経験から、笑いと涙と感動のクラシック名盤をご案内します。

こんにちは、

よしおです。

 

日本フィルは、1956年(昭和31年)に創設された日本のプロオーケストラ。

僕が初めて日本フィルのコンサートを聴いたのが、多分80年代の終わりころ。

 

昭和女子大人見講堂で、小澤征爾指揮でベートーヴェンの"英雄"をやって時、

同僚を聴きに行きました。

 

小澤さんの指揮なので、センスのいいスマートなベートーヴェンでしたが、

小澤さんのタクトの繊細な動きにピタッと合わさる演奏が気持ち良かったです。

 

また、昨年はサントリーホールに定期演奏会に行きました。

フィンランドとの国交樹立100年を記念してのコンサートでした。

現在の首席指揮者が、フィンランド出身のピエタリ・インキネンということもあるのでしょうが、

フィンランドの作曲家の曲を披露しました。

 

そして、エサ=ペッカ・サロネンのヴァイオリン協奏曲では、諏訪内晶子さんが独奏者で登場しました。

実は、僕は諏訪内さんを聴きたくてチケットを買ったのでした。

 

席が、サントリーホールのステージの後ろ側だったので、諏訪内さんの背中側になり残念でしたが、インキネンの指揮姿はよく見えました。これで僕はインキネンのファンになり、日本フィルとのブラームス交響曲第1番のCDを買ったものです。

 

そして、なんと57年前に、日本フィルが同じブラームス交響曲第1番で凄まじい演奏を繰り広げていたのです。

 

フランスの巨匠シャルル・ミュンシュの棒のもと、炎が出るような演奏を展開していました。

それが、しっかり録音され、CDで出ています。

 

ミュンシュと言えば、パリ管弦楽団とのブラームスの1番が、今でも最高の名盤という人がいるくらいです。

ライブということで、それ以上の感銘深い録音です。

 

ぜひ聴いてください。