バッティストーニ&東京フィル ドヴォルザーク"新世界より" | よしおのクラシック音楽日記

よしおのクラシック音楽日記

クラシック音楽大好きなよしおの日記です。クラシック音楽リスナー歴50年の経験から、笑いと涙と感動のクラシック名盤をご案内します。

こんにちは、

よしおです。

 

2016年10月に弱冠29歳で東京フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任したアンドレア・バッティストーニとの新しい企画のスタートです。

その新プロジェクトが、【BEYOND THE STANDARD】シリーズで、クラシックのスタンダードとこの50年間で生まれた日本の名曲を組み合わせることで、日本のクラシック界の新しい創造の基盤になることを目的としています。

その第1弾が、今回ご紹介するドヴォルザークの"新世界より"とシンフォニア・タプカーラ他です。

全5タイトルのセッションレコーディングです。

第2弾が、2018年のチャイコフスキー"悲愴"と武満徹
第3弾が、2019年のベートーヴェン"運命"と吉松隆
第4弾が、今年2020年発売のベルリオーズ"幻想"と黛敏郎

 

新世界よりは、いままで何十回聴いてきましたが、新鮮な発見のある演奏でした。特に内声部を主張させることで、へえ、こんな旋律が隠れていたんだ、など新しい発見をさせてくれる演奏で、楽しく聴くことが出来ました。

むしろ伊福部昭の演奏が秀逸で、本質に鋭く切り込んだ演奏で、深い感銘と満足感を与えてくれました。

今後もこのコンビから目が離せないのと、ぜひ実演を聴きに行きたいと思います。