アンチェル ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 | よしおのクラシック音楽日記

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クラシック音楽大好きなよしおの日記です。クラシック音楽リスナー歴50年の経験から、笑いと涙と感動のクラシック名盤をご案内します。

こんにちは、

よしおです。

 

カレル・アンチェル(1908-1973)、チェコのボヘミア生まれ。

1908年生まれと言うと、カラヤン、朝比奈隆と同い年。

 

共通するのは、第二次世界大戦時は、30代の働き盛りでしたが、当然みなさん苦難の中で過ごされました。

とりわけ、ユダヤ系ということで、アンチェルが家族を失うという悲劇を体験しています。

 

そんなことを事前に知っていた僕は、逆にアンチェルの録音をなかなか聴き出せませんでした。

しかし、聴きだしてからは、その情に流されないキリリとした演奏が、返って胸を打ちました。

 

アンチェルこそ、真の芸術家で職人だったと思います。