かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

私の虫垂炎物語

前回に記した相談記事を引き下げたので、久しぶりの更新になる。

 

先ずは先日から続く豪雨災害の被災者の方々に、心からお見舞い申し上げます。

私も2年前の西日本豪雨災害で、広島県内にて被害を受けたひとりなので、その不安や恐怖を経験しています。

どうかご無事を願っています。

 

救急車で運ばれる

ご存じの様に、私は兎に角よく病気になる女なのだが、このブログを始めてから3年間に、2回ほど救急車で運ばれた。

 

産れてはじめて救急車に乗ったのが約6年前の「腸閉そく」

そして2回目が約2年前の「犬に噛まれて右手貫通」

 

 

 

そして3回目が、先月の6月中旬だ。

その時の話を少し、漫画で表現してみようと思う。

痛み物語が苦手な方は、パスしてくださいね。

 

痛い!イタイ!いたい!痛い!

先日Twitterにて、下記のイラストをツイートした。

 

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私の手術跡は、只今 全身に11カ所。

 

もちろん麻酔がなければ殺人レベルなので、私は医療用の麻薬でも痛み止めでも、バンバン使ってここまで生き延びた。(虫垂炎の時は少し違ったが、その話は後日)

しかし完璧に痛みのコントロールが出来るほどの、個別な痛みに対応できる医療処置は、今の最新治療でもなかなか難しいと知った。

 

6年前になる癌手術では、一度に7カ所も切っているのだから、どうしても医療用麻薬が必要になる。しかしその副作用で、壁がキラキラのネオンの様にず~っと光って見えたし、効き過ぎて胸から下の全神経が麻痺したように動かず、感覚もなくなった。

麻酔で吐いたり痙攣を起こしたり、覚えていない事を叫んだり、もう何でもアリだ。

 

それでも痛みを感じるよりは、マシではないか?

キラキラのネオンが見えようが、心配する家族に向かって「身体が落ちる~」と意味不明の言葉を叫ぼうが(事実)、痛い痛いと泣くよりは良いと思う。

 

それ程私は、様々な痛みと闘ってきたのだ。

 

だから「救急車で運ばれる」という事は、そのたぐいの痛みを感じて、七転八倒している状態の事を言うのだと理解して欲しい。(※決して軽い症状で救急車を呼ぶな!)

 

朝からその痛みはやって来た

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朝9時ごろからおかしくなってきたので、すっかり下痢だと、腸ろう下痢だと思ってしまった。下痢れば治るので、下痢を待っている内に、我慢し過ぎて救急車を呼ぶ典型的なバカである。

 

詳細は漫画にあるが、虫垂炎の痛みの特徴は「押した時より、放した時に痛む」と覚えていて欲しい。右、左とか、下腹部とか、位置がハッキリする様な痛みではなかった。

「お腹全体が痛い」のであるから、その場所より、特徴の方が重要だった。

 

救急車を呼んでから

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イラストはイメージであるが、救急救命士の方には頭が下がる。
座った状態の私をシートに包み、そのままの姿勢で運んで下さる。少しでも患者の楽な姿勢を優先するのだそうだ。

救急救命士の方々は、息子くらいの若い方であった。

なるほど若者の力なくしては、私の様なオババは生きていけないのだと、若者を大切にする気持ちが芽生えた瞬間であった。(年寄り中心の政治をするな!)

 

そうして運ばれた救急病院で検査の結果、無事に「虫垂炎」だと判断された。

 

しかし私の生活には「腸ろう」が大きな幅を締めているうえに、腸内に結石があるらしいとか、翌日まで持ち越さない方が良いとの判断から、夜間対応の病院で緊急手術をするようにと宣告された。

それを受けてまた救急救命士の方が救急車で、私を夜間病院まで運んでくださったのだ。付き添いの看護士さんも同行すると言うVIP対応だった(スイマセン)

 

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⤴このイラストは、腸ろう紹介によく使っている。

 

時は午後5時頃だったと思う。

さぁ!準備が整えば手術だ。

 

余談

何度も、なんども、何回もこのブログで申し上げたが、私はおっと~から愛されとる。本当に心の底から、おっと~は私を愛しているらしい。いや、愛しておるのだ。

 愛してやまない。

 

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もちろん私もおっと~を心から愛しておるのだが、どうして彼はここまで私を愛してくれるのだろう?

この63歳は、新婚旅行の時ですら、人前で手を握ったり腕を組む様な恋人行為に、何やらこだわりを持って拒否する様なオトコだったのである。

それが今では、救急車の中で両隣を若者に挟まれた狭い空間で、私の手をガッツリ握り、さすり、身を乗り出し、半泣きで私を見つめるのである。

 

どうしたモノか‥笑笑

 

「ブロガーバトン」を頂きました

話しは横にそれるが、ブログを綴る人々の間で、自己紹介を兼ねたバトンリレーが流行っているらしい。そう言えば、他の方の記事では読んでいたと思い出した。

 

 

上記 お母様の貼り絵作品の紹介と、その制作日々を綴ったブログを続けていらっしゃる チャーコ (id:harienikki) さんからバトンを頂いたので、楽しく参加させて頂く事にした。

下記の紹介文をバトンするシステムらしいので、簡単に。

 

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お気に入りの記事というよりは、2年前の災害の記事がお役に立てばと思い、漫画だけでもどうぞ読んでみて下さい。

 

 

 

 

私のバトンは、只今マスク作成に夢中の頑張り屋さん

木ノ下コノキ (id:kinoshitakonoki) ちゃんにお願いいたします。

 快くお受け下さって、感謝感謝!

 

では、また来週(@^^)/~~~

 

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