カーニバルシーズン真っ盛りのトリニダード・トバゴ。
夜な夜な各地でいろいろなイベントが繰り広げられている。
そんな中、すっかりトリニダード・トバゴの音楽「ソカ」に魅せられてしまった私がじっとしていられるわけがない。
夫は出張で日本に行ってしまったが、いつもの初老三人組を初老コンビニ変えて、バレンタインデーの「花金」(死語)の夜に今シーズン3つ目のフェテに出かけることにする。
大規模フェテの一つ「アーミーフェテ」。
人気がある、有名どころのアーティストが軒並み参加するらしい。
開始時刻はなんと21:30!
何時に家を出るか迷うところ。
でも、「軍が主催の催しなら、きっと時間通りに始まるはず!」ということで、夕飯を食べて、眠くなってきた体に鞭打って車に乗り込む。
開始時間の少し前に会場に着いたものの、なぜかゲートから中に入れてもらえない!
(入口付近に集まっている人の数もまだあまり多くない・・・)
(ゲートの中にすでに人の姿が見えるのに・・・)
アーミー主催なだけあって、警備もしっかりしているので、安全に楽しめる。
やっとゲートが開いたと思ったら、我々が持っていたチケットの入口は違う場所だそうで、2箇所のゲートをたらい回しにされている間に、中から音楽が聞こえ始めた!
散々迷いに迷った挙句、なんとか正しい入口を見つけて中に入ある。
ステージを直接見ることができる最前列はすでにほぼ埋まっていたものの、なんとか一番隅っこのスペースを確保した時には10時近くになっていた!
演奏はすでに始まっているのに、会場はまだガラガラ。
それでも、プログラムが進んでファーマー・ナッピー(Farmer Nappy)、
ナイラ・ブラックマン(Nailah Blackman)
(彼女の「More Sokah」好き!)
ナディア・バトソン(Nadia Batson)
(親近感が湧く体型。今シーズンは「FATTT」曲も出している。)
スワッピー(Swappi)などが舞台に上がる頃には、会場は超満員。
(因みに、我々は真ん中奥に見える屋根の下の一番右隅にいる。)
日本にも来たことのあるブンジ・ガーリン(Bunji Garlin)/フェイアン・ライオンズ(Fay Ann Lyons)夫妻。
(この唇のままで歌が歌えるのだろうか・・・)
それまで、音楽に合わせておとなしく踊っているだけだった私も、この辺りになるとたまらなくなって、肩腕突き上げてピョンピョン!
すぐ後ろに立っていた地元の若者に「このエリアではジャンプしてはいけないんですよ。」とたしなめられてしまった。
(私がジャンプを辞めた直後のサビで、私の隣にいたグループが一斉にジャンプしまくっていたけどね・・・)
バンドの入れ替えが行われるごとに時計とにらめっこしながらなんとか大好きなケス(KES)のパフォーマンスまで頑張ったけれど、
ケスの歌が終わる頃には、時間はすでに午前3時!
今年初の「生マシェル・モンタノ(Machel Montano)」は諦めて、初老の二人連れは5時間立ち続け・踊り続けで疲れた足を引きずって家路に着いたのであった。
(早めに会場を後にしたので、駐車場渋滞に遭わずに済んだのは良かったのだけどね。)