砂の記憶
油彩 ２０２０年３月１０日
by Kumiko M.
こんにちは！
香港と東京で関節リウマチと闘いながらも
(リウマチ診断に至るまでの経緯はこちら
https://ameblo.jp/ryoike1005/entry-12198965182.html）
アート、写真、ファッション、旅行、パーティ、
スポーツ観戦などなど楽しんでいる
ryoikeです
いやあー
リウマチから政治から音楽から映画から
プチプラまで。。などなど
その日によって文体も違う
まるで分裂症ですな〜
そんな私ですが
よろしければお付き合いくださいね〜
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コロナウイルス 相変わらず猛威を奮っていますが
みなさまいかがお過ごしでしょうか？
日本はもう１ヶ月前に緊急事態宣言
出すべきだったのに
いまだになんだかんだ言って何もしていませんね
責任を取りたくない安倍首相が
小池知事など都道府県レベルに責任を押し付けようと
しているように見えて
実に情けないですね
ところでそんな中
私は今までずっと興味があった
アートセラピー について
改めて考え始めておりまする
ご興味ない方はスルーしてくだされ
冒頭の写真の絵は
私が最近仕上げた油絵で
カポックツリーフラワーという花が
砂の上に落ちているという写真を
カンボジアで２０１４年に撮ったのを元に
描きました
真紅の美しい花が落ちている
砂の上には木の枝が
幾重にも折り重なって
濃淡織り交ぜた影を落としている
まるで疫病蔓延る今の世界のよう
でも希望はある
大輪の花はまだ美しく輝いている
そんな感じ
ところでこの間受賞した絵は”祈り”でした
で、偶然のように
この”祈り”にも砂が描かれておりました
この絵は２００５年に行った
アメリカのサンタフェというところで撮った写真を
もとに描いています。
サンタフェには雨が極端に少ししか降らないので
ビニール袋に水を入れてドアに吊るして
雨乞いをしているのです
てるてる坊主のごとく
で、私が興味を持っている
ユング派のアートセラピー 治療の一つに
箱庭療法というのがあります。
砂を敷き詰めた箱の中に
いろいろなミニチュアの物（花、動物、人間、乗り物などなど）を自分の好きなように並べて一つの世界を作る
そうやってその人の心理状態を知って
回復の助けにする。
箱庭療法の例（写真はネットからお借りしました）
箱庭療法を英語ではなんと呼ぶのか調べたら
なんと！
Sandplay Therapy
（砂遊び療法）またはSand Box Therapy（砂箱療法）
というのだそうです！
以前から箱庭療法のことは知っていましたが
箱、ということと、ミニチュアを使う、ということだけ
頭に残っていて
砂、が入っている、ということはすっかり忘れていました
砂を用いるのは
それによって患者さんが忘れていた
大地の感覚、自然の感覚をまた呼び戻してあげる
のを促す
というようなことのようです
私は偶然描いた絵に砂があった
そして次に描き始めた絵にも砂があるのです
そうか、
ユング心理学やアートセラピー の世界では
砂は重要な役割を果たしているんだ
とわかり
またしても
シンクロニシティが起きたと
びっくりしています
なので実は冒頭の花の絵は
最初”夏の終わり”というタイトルを付けていたのですが
砂の記憶、または砂漠の記憶、にしようか
ずうっと迷っていたのでした
でもこの砂の重要性が明らかになったので
迷わず”砂の記憶”にタイトルを変えました
今取り組んでいる３枚目を入れて
砂三部作、にしようと思っています
私の中で
思うに自己免疫疾患、膠原病、というのは
大いに鬱とか
心理的病理との関係が大きい
と思っているのです
だから
こうやって箱庭療法とか
夢解釈とか
自分の心理的問題が解決されていくと
自然に自己免疫が正常な働きに戻って
最終的には病気が治る
つまり
自己免疫が自分を痛めつける
という異常反応が止まり
自己免疫は自分を守る
ように戻るのではないか
と思うのです
お医者様でないので断言はできませんが
なんとなく勘です
直観とも言えます
自分を見つめてみましょう
免疫を自分攻撃に向かわせてしまっている
異常な力はどこから生まれて
どう働いているのか
自分が癒されることによって
その異常な力が消えていくかもしれません
異常な方向に向かってしまっているのを
正常な方向に変えることができるかも
しれません
最後まで読んでくださって
ありがとうございます❗️
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