こんばんは。

 

 4年に一度の冬の祭典、冬季オリンピック平昌大会も後半戦に入りました。ここまで史上最多タイのメダルを獲得しているチームジャパン。今夜は金メダルが期待されたノルディック複合個人ラージヒルが行われました。

 

 本番前のW杯で連勝する等、好調を維持して平昌に乗り込んだこの種目の第一人者である渡部暁斗選手。先日行われた個人ノーマルヒルでは、後半のクロスカントリーでドイツの選手と死闘を繰り広げ惜しくも2位となり、雪辱を期して臨んだであろう今日の個人ラージヒル。

 

 前半のジャンプで首位に立ち、今度こそ金メダルの期待が膨らむ中で後半戦の10kmクロスカントリーが行われました。

 結果は前半こそ首位をキープしたものの、徐々に差を詰めるドイツ勢の急襲をかわす事が出来ず5位でメダルを獲得する事は出来ませんでした。

 

 ゴールした後、歓喜に沸くドイツの選手とは対照的に、まさに力尽きたとはこの事を指すのだと言わんばかりに倒れこんだ姿が激闘だった事を物語っていました。

 前半のジャンプで首位に立ちはしましたが、メダル争いを演じると目されていたドイツ勢が秒差で4~6位に固まっていると言うのが見ていて何とも不気味でした。周回する毎に差を詰めると勝負所の上り坂で、スタートからトップ争いをしていた渡部選手とノルウェーの選手に束になって襲い掛かりあっという間に抜き去ると、そのままゴールし結局メダルを独占しました。個人戦ではあるのですがチーム力でメダルをもぎ取ったと言えるのではないでしょうか。

 一方、最後は力尽きた渡部選手。スキーの滑りが良くなかったような気がしましたし、勝負を仕掛ける所でスキー板が接触し後退してしまう不運もありました。

 他の競技でもそうだったようですが、今回は人工雪がメインで締まった固い雪質との事。後ろから追ってきたドイツの選手が追いついても最後にバテて足が止まればと思って見ていましたが、それ以上に渡部選手はスタミナを少しづつ奪われていたのだと思います。

 

 悲願の金メダルを懸けた戦い。残すは団体戦のみとなりました。今日のレースを見ているとドイツ勢はかなり強大な壁となって立ちはだかりそうだしノルウェー勢も侮れない。そんな中でどこまで割って入る事が出来るでしょうか。悔しい気持ちをパワーに変えて最後に笑って締めくくって欲しいと思います。

 

 

 

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