おはようございます。

   7月になりました。コロナウィルス一色に染まった2020年の上半期が終わり後半がスタートして今日と明日が最初の週末ですが、一部を除きぐずついた天気が続きそうです。そして雨の降り方にも注意が必要で、鹿児島と熊本には大雨特別警報が発令されています。細心の注意を払い命を守る行動を取る事が必要です。

 

 気象的にはこれから梅雨末期(沖縄以外)に向かう月と言う事で雨の降り方や災害に注意を払う必要がありますが、今シーズンは既にまとまった降雨が九州、西日本を中心に見られます。週間予報を見るとこの後も各地で雨マークのオンパレードで引き続き注意が必要です。

 

気象庁HPより(4日5時発表)



 今週末の気圧配置を天気図(実況、予想)で見ると、

 

3日21時実況天気図(気象庁HPより)

 

4日21時予想天気図(気象庁HPより)

 

5日21時予想天気図(気象庁HPより)

 

 停滞前線(梅雨前線)は九州地方にかかっています。そこから本州太平洋側に横たわっており、この停滞前線上を低気圧が次々と通過する予報となっています。冬の時期に「低気圧の墓場」と言われるアリューシャン列島に向かって発達し消滅していくグルグル渦巻きの低気圧と比べると子供みたいな大きさですが、前線を刺激する事(質の異なる空気の境界に形成される前線上に発生する雨雲を低気圧中心に向かって巻き込むように空気が流れる事により雲を発達を助長させる、と言えば分かりやすいでしょうか。)に変わりはないので大雨やそれに伴い発生しうる災害などに対する警戒が必要です。今、被害が出ていなくても早め早めの準備、行動を・・・。

 

  

2月11日の天気図(気象庁HPより)

 

 更に雨に対する警戒は、上の週間予報を見ても分かる通り、また以前の記事でも何度か書きましたが、特に近年は「〇〇年に一度」と言う雨の降り方が毎年のようにどこかで起きているだけに暫くは気に留めておいた方が良さそうです。梅雨明けは早くても再来週以降になりそうですね。

 ところで、ニュースを見聞きしていると雨の降り方を「非常に激しい」とか「猛烈な」と形容して報じられますが、気象庁で以下のような基準を定めています。ご参考までに・・・・。

 

・10mm/h以上20mm/h未満・・・やや強い雨

 ザーザーと降る。地面からの跳ね返りで足元が濡れる。

 

以下、単位は省略

・20以上30未満・・・強い雨

 どしゃ降り。傘をさしていても濡れる。

 

・30以上50未満・・・激しい雨

 バケツをひっくり返したように降る。傘をさしていても濡れる。道路が川のようになる。

 

・50以上80未満・・・非常に激しい雨

 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)。傘は全く役に立たなくなる。車の運転は危険。

 小生が経験した事がある雨の降り方はここまでです。

 

・80mm/h以上・・・猛烈な雨

 息苦しくなるような圧迫感がある。傘は全く役に立たなくなる。車の運転は危険。

 

 

 

 


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