24. ルルドのパエリアと大聖堂とゴーンさん(笑) | ポポ山に祈りを込めて

ポポ山に祈りを込めて

Welcome

しばしの休憩を。

2019年5月1日。
バルセロナから夕方ルルドに到着。
夜のミサの行進まで時間があったので、
夕飯を先に食べる事にしました。

ホテルからすぐ近くのレストラン。
お店の写真を撮るのをすっかり忘れてしまって。
アジアンレストランの近くでした。
↓ここだったのか?画像ネットから拝借。
通りのレストランの数は少なかったと思う。
周辺はホテルが多いのでその中にいろいろあるのかも。

サラダ。パンはサービスでついてきた。
私達のテーブル担当スタッフが、
あの日産のゴーンさんにそっくりで(笑)
メニューを見てたらゴーンさんが、
「どこの国?中国?中国人?」と、
けげんそうな顔で聞いてきたので、
私が「日本人です」と答えたら、
急に機嫌が良くなって、
「オー!ジャポネー!日本人素晴らしいです!」と。
なんだろか。中国マジでやばいでしょ(笑)
それとも日本人はチップの羽振りが良いとかね。

オニオンスープ。
フランスなのになぜかパエリア(笑)
でも美味しかった!
ゴーンさん柔道を習っていたそうです。
日本びいきの方でした。
最初から最後までたくさん楽しいお話をしてくれました。

食事を終えてお土産屋さんを覗く。
レジで中国人の年配の女性が、
100ユーロのお札を出して5ユーロの小物を買おうとして、
お店の人に断られたらヒステリックに怒り大声で騒ぎ始めた。

私は同じアジア人なので、
仲間と思われたくなくて、そっと他の店へ移動した。

ピレネー山脈の麓にあるルルドは雨が多く、
この日も寒くて雨が降ったり止んだり。
ファティマ同様にダウンジャケットは必需品。

折りたたみの傘は日本から持ってきたけど、
行進のために安いビニールのレインコートを購入。
行進に必要なキャンドルと、
ルルドの水を入れる小さな容器も買いました。

お店の容器はどれも蓋の閉まりが弱く、
水漏れするそうのなので、
なるべくペットボトルを持参する方が無難かも。
この流れる川の雰囲気がフランスに来たと実感する。
ちょうど半月前にノートルダム大聖堂で放火がありました。
キリスト教徒の中心地であるノートルダム寺院。
ノートルダムとは聖母マリアを意味します。
ファティマの何倍もの人の数でした。
ところが行進の列に並んでいたら妙な雰囲気でした。
あの黄色のベストのデモ集団が並んでいたり、
別の団体のプラカードには、
FUCK YOUの文字があったり!
もう全然聖なる行進ではなくてドロドロ状態(笑)

ファティマで毎日のように参加した質素なミサとは全く違っていた。
テロの多いお国柄なのか、
ルルドは物々しい雰囲気が漂っていた。
しかも私はここで怪しいものを見た。
男性の姿をしたサタンの手下と獣。
獣は童話に出てくるような、
本当に顔中があの毛むくじゃらな姿をしていて半獣の様だった。
中心にいたサタンの手下が立つ近くでは、
人々の姿までが獣や顔の無い白い仮面に変化する。
黒い傘をさしていた通りすがりのカップルの間に、
すかさず一匹の獣が入り込み、
男性の方を向き耳元でなにかを唆しているようだった。
見る見るうちにカップルの顔も獣に変わっていく。
でも誰も気づかない。

サタンの手下は私の方をじっと見た。
姿は人でも目は悪魔だった。
私は知らぬ顔をして行進の列に戻った。
今思えばまるで映画オーメンのワンシーンを観ているようでした。
その夜、
ホテルに戻りシャワーを浴びようと服を脱いだら、
両腕の肘から手にかけて大きなケロイド状の蕁麻疹が出て赤く腫れていた。
これには私も初めての事で驚いたけど、
抗アレルギー剤はいつも持ち歩いているので、
すぐ飲みました。
でもケロイドの腕は帰国後もしばらく消えずに跡が残った。
もしかしてゴーンのパエリアかな(笑)
↓こちらがルルドの泉の場所。
こちらで数時間おきに神父様がお話をされていた。
みんなルルドの湧き水を見たくて、
神父の1時間近い長い長い話が終わるのを寒い中で立って待っている。
話は話で見学は見学と分けないと、
車椅子など病気の人も付き添いの人もずっと待っている。
しかも説教の後に神父のサイン会が始まった。
これがまた長く待たされる。

ようやく神父達が去り、
神父様が立っていた後ろにある泉が湧き出た場所は、
観光客で大行列となって少しずつ前に進む。
こんなことをマリアもイエスも望むわけがないと思った。
こういう時にあのプラカードを出してほしいわ(かなり失礼(笑))
お子さんが重い病気で、
そのお母さんが真剣な眼差しで水を汲んでいたり、
様々な人たちが奇跡を求めて世界各地からやって来ている。

しかしこの聖堂にベルナデッタの写真や名前すらも見当たらない。
ベルナデッタがいなければ泉が湧くことも無かったのに。
私が見逃していたのか?
でもきっと彼女もそれを望まなかったに違いないと思った。
ペットボトルと小さな容器に入れました。
ペットボトルの水はバルセロナに帰って、
沸かしてから飲みました。
私は他のスピリチュアルな人のように、
ミサに参加して浄化されました〜とか、
マリア様の声が聞けましたとか、
そんなことは無理で。
読者さんが喜ぶようなことは書けないのでごめんなさい。
でもここ最近Amebaで、
読者数を上げるために詐欺的な勧誘をしているスピ系の人たちがいます。
コメントやメッセで人を騙してアクセスさせる。酷いものです。
そういう人がお金を取ってセミナー開いてます。

自分が宇宙人だとか、(本来私たち全員宇宙人)、
宇宙は愛だの自由だのと言っている人の99%が、
低級な動物霊などに憑かれています。
動物の霊は人間と同じ様に話します。
こういうのをタヌキ霊媒って言うんだわ(笑)
気づかないのは哀れ。

それに、
信じる信じないは教祖のいる物質宗教であって、
その中だけの狭い思想から進化し発展するものは何も無い。
大切な思い出。
翌朝の朝食。カップにはショコララブラブ
現在はもう肉を断ったのでハムも食べていません。
半年前の自分はこうだったのかと。
もう何年も前に思えてしまう。
帰る前にもう一度聖堂に行きました。
聖堂の外にも警察官が来ていた。
フランスの警察官、
ドアの所に立っているのは女性警察官。
カッコいい!
駐車場に向かうとき、昨夜行ったスーパー。

またピレネーの旅に戻ります笑い泣き