アナ雪2と動物虐待。肉を食べる事。環境破壊。小さな命を守る。 | ポポ山に祈りを込めて

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しばしの休憩を。

今回は動物虐待についての画像があるので、
気分が悪くなりやすい人や、
肉を食べるのが大好きな人などは、
申し訳ないけれど、ここで閉じてください。
(それでもなるべくゆるい画像を選びました)
(叩かれるのを覚悟で書きます)

新しいアナ雪を観たのですが、
この前の記事のタウル村のような風景が出てきて、
とても綺麗で素晴らしい映像に感激しました。
映像技術も話の内容も、
より進化した大人向けのアナ雪でした。 

映画を観て思ったことは、
今のアメリカはスマホやAIとは別に、
古き良きものを大切に残しながら新しいものも取り入れる、
動物の小さな命を尊重して守る、
その優しさや愛が自然環境を考えるきっかけとなり、
その為に人として正しい道を歩む知識を得る。
それはやがて子供たちの未来のために役立つ。
そうやって改心し、方向転換した人達が増えているように感じました。

世界遺産獲得が目的で、偽りの正義の名のもとに、
必要のない命だからと、
外来種を含め動物達を排除し殺している日本とは、
全くの真逆な方向転換です。

先日アメリカでは動物虐待を、
連邦法における重罪という扱いにすることが下院議会を通過しました。

これによってアメリカでは、
動物虐待、動物に対する拷問は重罪の刑に処されます。

又、ニューヨークでは週に1回、
ミートレスマンデー運動といって、
学校給食に肉を出さないメニューに切り替えました。

日本は特に小動物への知識が乏しく、
動物愛護に関する精神性も低い。
しかもSNSウケ狙いの動物虐待者が増える一方です。

10月の大きな台風の時に、
濁流の川に猫を足蹴りで投げ捨てた動画がYouTubeで流れたけれど、
インコを飼い慣らして、
なついてから火あぶりにする、
保護された犬や猫を引き取り虐待するケースも多い。

虐待といえば海外の牧場で、
体の大きい男たちが、
食用の牛や豚を力任せに殴る蹴るの暴行をしている。

↓牛の頭部を銃で撃ち殺し、
的に当てる練習の直前の様子。
その他の必要のなくなった牛は、
まず体の後部をワイヤーに引っ掛けて、
トラックで引きずり移動して↓
生きたままブルドーザーでゴミ処理場に落とし処分する。

↓何度も思いっきり足蹴り。
頭部を柵に押し込むためなのか?
豚は暴行の後、機械で宙吊りにして、
生きたまま頭から沸騰したお湯に入れて殺し、
市場に出す。
お湯に入れる時はゆっくりと入れるので、
豚は苦しみもがく。
↓右の豚は頭が熱湯に浸かり熱さの為、
後ろ足で横の豚を蹴っている。
↓殺される前。怯えて震えている。

何頭もの母親牛を並ばせ、
後ろから機械の棒を突っ込み、
無理矢理に子牛を引きずり出す。
母親の牛は痛みに声をあげ発狂していた。
↓産まれた子牛を固い床に投げ捨て、
ホースで冷たい水をかけて洗う。
↑生まれたばかりの子牛の片足を持ち、
床に引きずりながら運ぶ。
オリの中に他の子牛の上に重なるように投げ入れる。
↓このように子牛の足を掴み隣の柵に投げていた。
産まれたばかりの赤ちゃん牛なんです。
↓一匹だけ横たわった子牛を、
二匹の大人の牛が心配そうにずっと舐めていた。
↓牛を放り込んだ後の作業休憩中。笑顔。
その後、母牛は体から内容物を引きずったまま放置され、
中にはそのまま敷地内を歩いている牛もいた。
この動画の説明には、
「全てチーズの為」と書かれていた。

これらは氷山の一角。

その肉やチーズを私たちは毎日食べています。

その場限りの人間の欲を満たす為だけに、
世界中で牛や豚が苦しみながら殺され、
私達のスーパーに出回る。
特に食品廃棄量世界一の日本では、
肉も売れ残り余って捨てられている。

日本のテレビではバラエティやドラマでも、
食の高級嗜好やグルメ特集が多く、
医療費を増長させるような番組が普通にまかり通っている。

逆に海外ドラマでは料理のシーンのほとんどが、
和食やサラダを作っている場面が増えている。
(アメリカでは10年以上前から、
子供にピザなどのファーストフードを食べさせる家庭は少ない)

(美味しいものを作ることが悪いと言っているわけではないです。肉や魚を食べない人達もいることを知ってほしいです。「命を頂くことに感謝すればいい」などとキレイ事を言う時代は終わりつつあると思う)

栄養が失われると反論されるけど、
それならなぜ現代人の多くが、
高血圧、脂質異常症や癌などの、
明らかに栄養過多が原因と思われる慢性疾患になる人が増えているのでしょう?

以前ピンクリボンの記事に書いたけれど、
アメリカから帰国した日本人の乳腺専門医が、
「日本人がこれからもステーキを食べ続けていたら、
乳がん患者は増える一方だ」と話していた。

私たちは野生動物ではなく、
理性を持つ人間であることを忘れてはいけないと思う。

どんな動物にも母親がいて、
彼らも母親から産まれ愛情を受けながら育っていきます。
小さな鳥や亀でさえも人間になつくのは、
そこに心があるからだと思うのです。

私はいつの日か、
スーパーやレストランから肉が完全に消えることを願っています。
この発言で多くの人から批判されると思う。
私も数ヶ月前までは野菜中心にしながらも、
時々はお肉を食べていたので、その気持ちはよく分かります。

日本ではヴィーガンをカルト宗教だと話す人もいます。
私はヴィーガンという言葉を使うのは嫌いです。
ヴィーガンだけが一人歩きしてしまい、
本来の大切な視点が隠れてしまうからです。

それから日本人に多いのが、
猫の保護活動に一生懸命な人が、
夕飯に牛丼を作りましたとツイートしていた。
猫は守るけど牛はいいのか?とガックリする。
猫が好きだからと個人の感情だけで保護を訴えるのは、
本当にそれは動物愛護なのか?と疑問に思ってしまう。

以下はニューヨークの給食、
肉と環境についての記事を引用しました。
↓本文はこちら。

>ニューヨーク市は学校給食による地球温暖化ガスを削減するため、2019年9月の新学期から、月曜日は肉なしのメニューに切り替えている。肉を消費しないことで、生徒の健康と、地球の健全さも維持しようという「ミートレス・マンデー運動」の一環で、全米に広がっている。米農務省は、メニューのガイドラインも作成している。

環境相が、公然とステーキ屋に行くのが批判される理由は、以下のデータでも明らかだ。

・肉を食べる人は、地球温暖化ガスの排出量が完全菜食主義者であるビーガンの2倍以上とされる(米農務省による)

・肉、乳製品、皮革製品、ウール製品など家畜に関連するビジネスは、人間に起因する地球温暖化ガスの14.5%を占める。その中で、牛肉が占める割合が一番高い(国連の食糧農業機関による。

・牛肉113グラムで車で10キロ超走るのと同じ温暖化ガスが排出される