エウラリア大聖堂を出た後も本降りの雨は止まず、
テクテクと細い路地を歩き辿り着いた場所はサン・フェリペ・ネリ広場。
サグラダファミリアの外尾悦郎さんが、
何か仕事で行き詰まった時など、いつもここのフィリポ教会を訪れていると聞いた事がある。
それはガウディも同じだったそうです。
壁の凹んだ跡は、
1938年のスペインの内戦の爆撃痕がそのまま残されている。
この時期のスペインの内戦は、欧州で最も悲惨な戦争と呼ばれ約50万人が死亡した。
1930年代といえば、アメリカ中西部では砂嵐で干ばつが酷くなり(環境を無視した耕地化が原因)世界的にも食糧が不足していた時期でもある。
魔女狩りは異常気象から人々の心の不安が駆り立てたものだと、数年前に海外の学会で発表されていた。
外尾悦郎さんはこう語っていた。
「自然には境目が無いんですね。
でも人間が作ったものには境目がある。
ガウディはそこを悲しく思ったんじゃないか」
ガウディはこの教会に行く途中、
路面電車に轢かれ亡くなった。
外尾さんは今も変わらずにこの教会で祈りを捧げている。
広場について。
噴水の配置が広場の中心からずれていることの重要性について。
>噴水の形を造るように、重要な場所を示すように敷かれた“敷石の造形の美しさ”と“広場の中心からわずかにずれている”ことが、教会の前の人の溜りをつくっている。
この後にチェロスのお店に行きました
甘さ控えめのトロトロのホットチョコレートにチェロスを浸して頂きます。
帰りに立ち寄ったサンタマリア・デル・ピ教会。
海の近くにあります。
ここももう何度目になるか。。
アパートに戻りました。
翌日もサグラダファミリアの見学です。
今日の地図。どうぞ参考に
エウラリア大聖堂からサンフェリペネリ広場
Plaça de Sant Felip Neri,
08002 Barcelona.
でも有名なチェロス人気店の、
La Pallaresa Xocolateria Xurreriaは、
↓この先にありますので注意してね。
いよいよ次で旅行記は最後になります。