34. 爆撃跡が残る教会の広場。バルセロナ旅行記。 | ポポ山に祈りを込めて

ポポ山に祈りを込めて

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しばしの休憩を。

エウラリア大聖堂を出た後も本降りの雨は止まず、
テクテクと細い路地を歩き辿り着いた場所はサン・フェリペ・ネリ広場。
サグラダファミリアの外尾悦郎さんが、
何か仕事で行き詰まった時など、いつもここのフィリポ教会を訪れていると聞いた事がある。
それはガウディも同じだったそうです。
壁の凹んだ跡は、
1938年のスペインの内戦の爆撃痕がそのまま残されている。

この時期のスペインの内戦は、欧州で最も悲惨な戦争と呼ばれ約50万人が死亡した。

1930年代といえば、アメリカ中西部では砂嵐で干ばつが酷くなり(環境を無視した耕地化が原因)世界的にも食糧が不足していた時期でもある。
魔女狩りは異常気象から人々の心の不安が駆り立てたものだと、数年前に海外の学会で発表されていた。
フィリポ教会に疎開中の多くの子供たちが爆撃の犠牲となった。
外尾悦郎さんはこう語っていた。
「自然には境目が無いんですね。
でも人間が作ったものには境目がある。
ガウディはそこを悲しく思ったんじゃないか」
ガウディはこの教会に行く途中、
路面電車に轢かれ亡くなった。

外尾さんは今も変わらずにこの教会で祈りを捧げている。
広場について。
噴水の配置が広場の中心からずれていることの重要性について。
噴水の形を造るように、重要な場所を示すように敷かれた敷石の造形の美しさ広場の中心からわずかにずれていることが、教会の前の人の溜りをつくっている。
ドキドキ
この後にチェロスのお店に行きましたニコニコ
甘さ控えめのトロトロのホットチョコレートにチェロスを浸して頂きます。
帰りに立ち寄ったサンタマリア・デル・ピ教会。
海の近くにあります。
ここももう何度目になるか。。

アパートに戻りました。
翌日もサグラダファミリアの見学です。
テレビつけたらスポーツニュース。
楽天!

今日の地図。どうぞ参考にドキドキ
エウラリア大聖堂からサンフェリペネリ広場
Plaça de Sant Felip Neri, 
08002 Barcelona.
チェロスのお店まで。
でも有名なチェロス人気店の、
La Pallaresa Xocolateria Xurreriaは、
↓この先にありますので注意してね。
La Pallaresa Xocolateria Xurreria
(注*↓ヴィーガン始めてない頃です)

いよいよ次で旅行記は最後になります。