麻疹と新型コロナの関係とスピリチュアルと陰謀論。 | ポポ山に祈りを込めて

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しばしの休憩を。

とても興味深い文献を読みました。

麻疹に感染すると免疫力が、
数年間低下するという内容です。

麻疹感染後2,3年間は、免疫力の低下が続いて、ほかの病気による死亡が起こりやすくなるため、麻疹発生率と一般的な死亡率が相関すると説明した。

麻疹に感染して3日ないし10日の間に、麻疹ウイルスは20―70%の免疫記憶T、B細胞に感染すると推測されている。抗体を産生するB細胞が、麻疹ウイルスに感染する結果、抗体が産生されなくなり、抗体レパートリーの減少を招いたと考えられる。ミナらは、これを麻疹による、免疫記憶喪失と呼んでいる。

麻疹にかかると、すでに存在していた免疫記憶細胞、さらに、あらたに分化してくる免疫細胞の産生も抑制されるという訳である。麻疹ワクチンは麻疹の予防だけでなく、免疫記憶喪失も防いでいることになる。

ということは、
(あくまでも個人の勝手な推測です)
麻疹の抗体がある人は、
新型コロナも重症化しにくい?
ということがあるのかもしれないですよね。

麻疹は死語になりつつあるくらい、
消えていたといわれていた。


ところが、
ワクチン陰謀論が出始めてから、
アメリカやイタリアで、
子どもに予防接種を受けさせない家庭が増えてしまい、
あっという間に麻疹が大流行してしまった。

それを考えると、
イタリアでもコロナの死者が多いのは、
麻疹と何かしら関係が?

元々ワクチン陰謀論を言い始めたのは、
トランプ大統領だという噂。

ところがトランプ元大統領は、
突如としてコロナに感染したかと思えば、
あっという間に退院し、
しかも突然ワクチン推奨者に変わっていた。

その頃に、陰謀論で有名になった、
トランプ支持団体Qアノンが、
マスコミから叩かれ始め、
誹謗中傷の的となる。

Qアノンは、
トランプからも応援されていたのに。
なんとトランプは、
Qアノンを「知らない」と答えたのです。

日本の若い女性たちも多く、
彼らはSNSで世の中の陰謀を訴えています。

私は初めてQという団体を知った時に、
スピ系と陰謀論を合体させた様な、
アメリカの影響を強く受けた今どきの若者の、
新しい思想をもつグループだと思っていた。

しかしQには子育て世代の女性が多いことに、
危機感もありました。
なぜなら彼らの中には、
日本の天皇を悪魔と呼び、
根強い反ワクチン思想があったからです。

昨年のことですが、
私はQアノンの1人にこう質問しました。

「母親が風疹の予防接種をしないで、
障害をもった子どもが、
生まれてくる場合がある事実を、
あなたはどう思いますか?」

と聞いたら、
相手のQの女性は突然ヒステリックになり、
「そんな事知らないわ!
私はワクチンが悪いって聞いているだけ」

結局その人は答えられませんでした。
その後にボス的な存在の女性が突然現れて、
なにやら言い訳をしていましたが、
それはまるで、
私たちQは真実を伝えているだけです。
私は寛容な人間です、
と、表向きは正論者の態度で、
私のツイートに返信してきました。
「私たちはあなたについて否定も肯定もしません(笑顔の絵文字)」
という、、
実によく分からない空気が漂っていました。

結局のところ、
このQを信じる人たちはトランプファンです。
そして今も情報を発信していますが、
その多くがフェイクです。

ワクチンに関しては、
子どもにとって必要なワクチンもあれば、
インフルエンザなど、
個人の選択で決めるワクチンがあります。

それを全てひっくるめて、
ワクチン反対論を出すのは、
相手を疑わずに、
すべてを信じ込んでしまうという、
深い洗脳がある。
これはQに限らず、
宗教やスピリチュアルにもよくある話です。

彼らはコロナについても、
茶番だと話す人が多い。
でもたしかに外側から見れば、
コロナは、
単なる風邪にしか見えないのかもしれない。
でもそれは現場を知らないから。

というか、
なぜならエイズは感染しても無症状ですよね。
でもエイズは大変な病気です。
まだ未知数のコロナを軽視するのは、
あまりにも浅はか。

だからといって、
Qの全てが悪いわけではなくて、
その中には真実も含まれています。 

そもそもスピリチュアルの定義が曖昧なまま、
様々な妄想霊能者が増えてしまい、
彼らを追求して間違いを指摘することもなく、
スピリチュアルはこの10年で、
野放しの無法地帯となってしまった。

その最後に出てきたQアノンについては、
これは完全にアメリカの無神論者による、
意図的なスピリチュアリズムの崩壊が狙いだ。

今の日本は、
あまりにも多くの偽スピリチュアリストに、
枝分かれしてしまった。

だからといって、
教科書通りの頭の固い常識者の全てが、
正しいというわけではない。
ものごとは白か黒かを決めずに、
もしかして緑や青かもしれないという、
思考の柔軟さや寛容さを備える事が大切だと思う。

情報は常に変化するので、
そういう事もあるかもしれないけれど、
やはりこちらに賛同するという、
冷静的理性的な判断力が必要です。
特に患者さんを見ていると、
コロナヒステリーになるのは30代〜の主婦に多い。

時間がなくなったので、
また後日更新します。
Qについて↓