座間市事件の白石被告に検察が「万死に値する」として死刑を求刑したという報道があった。白石被告は死刑を望んでいると聞いている。本人が望む刑を求刑することは犯罪の抑止力になるのであろうか？死は本人にとって最も賢明な今後の生き方ではないか？生きて恥をさらすより、牢獄という何の楽しみのも無い閉鎖区間で何年も生きていくより、死んだ方がよほど、マシと考えても何の不思議もない。 彼のように極悪非道の行為で、死を望む者が何人もいるような気がする。彼らの思いどうりに死刑にして差し上げるのは、同じようなことを企む者に明るい希望を与えるようなものだ。 あの忘れもしない池田小学校の犯人に望みどうり死刑にして差し上げたのが本当に正解だったのだろうか？だから同じような事件が起こるのではないか？ 生きることが本人にとって他のすべてに優先して最善かといえば、決してそうではないと考える人は、かの三島由紀夫をはじめ何人もいる。ここは弁護士に頑張っていただきたい。