素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

🍂 2019 富士河口湖紅葉まつり 🍂

2019年11月20日 | 日本の四季

2019年は 5月より元号が「令和」となり、令和元年も残すところ 1ヵ月少々となりました。                                        色々災害の多い年であったと思います。                                      我が家の温度計では、10月中旬までは 20℃台であったものが、以降は 20℃を割ってきました。                                          秋と言うと落葉、何となく物寂しさを感じる季節です。                           それを打ち消すような鮮やかな彩りの、紅葉まつりに足を運んでみました。

標高 800m~900mの富士河口湖付近は一寸遅いかな と思われるような紅葉の状態でした。

まず、ここに来て新田 次郎の石碑とレーダードームに立ち寄りました。              

富士山頂 ❝剣ヶ峰❞ に設置されていたレーダードームが、その使命を終え山頂から降ろされて公開されています。

                                            中央気象台(現:気象庁)に勤務したうち、5年もの間、冬の富士山測候所交代勤務員として過ごした新田 次郎(1912~1980)。昭和の後期を代表する直木賞作家。

小説「富士山頂」は、富士山レーダーの建設を描いた代表作であり、「富士山の白い全容が見えた。朝日を受けて浮き出すように輝いていた。」は、レーダー建設の仕事に悩んでいた主人公(新田 次郎本人がモデル)が、東京の自宅から見える富士山を眺めながら、自らの決心を固めた時の印象的な一節である。

この付近の紅葉も中々良く、山梨県指定文化財である旧宮下家住宅付近も歩いてみました。

旧宮下家住宅は江戸時代中期、宝永 4年(1707)の建築と伝えられ、板壁の閉鎖的な外観、太い柱がたち並ぶ土間など、この地方の古い時期の四間取近世民家の特色を示しているとのことです。

主な構造材や小屋組材・造作材のほとんどに当初材が残っていたため、18世紀初期の姿をほぼ確実に復原することができたとのことです。                            木造平屋建 茅葺入母屋造 桁行八間 梁間四間半。

旧宮下家住宅の近くに、紅葉の綺麗な散策路がありました。

哲学者である西田 幾多郎京大教授なら「禅の宗教性とは 」や「善の研究」などについて考えながら歩かれるのではと思いました。そんな静かな所でした。

16時近くには山梨県南都留郡富士河口湖町の古賀政男記念公園に到着。

                                           こちらは作曲家「古賀政男」氏が疎開先として過ごしたゆかりの地であることを記念して 2004年に名曲「影を慕いて」の歌詞と譜面が刻まれた石碑が建立されました。

石碑には古賀氏の肖像プレートと座右の銘である『音楽和也』の直筆文字が刻まれている。

そこから、歩いて第 21回富士河口湖紅葉まつり会場へと移動しました。

河口湖の北岸約 150mにわたって続くもみじトンネルは、この時期は人気のスポットです。  富士山の姿が見られれば、最高の絵になるのですが、この日は人が多くて恥ずかしいのか雲隠れでした。

また、「もみじ回廊」の愛称で親しまれている梨川の両側にある 60本ほどの巨木モミジは必見です。                                                シーズン中は美しくライトアップされ、 夜空に浮かんだ紅葉が幻想的な世界を醸し出しています。                                                                                                                                              平日というのに余りにもアジア系の観光客が多く見るのは大変です。

 

 

 


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