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昨日(2019年9月17日)は
鼻ポリープの手術をしたみなとみらい地区
にあるけいゆう病院の診察日だったので、
みなとみらい→馬車道→中華街と歩いて
来ました。

朝食を済ませてからまずはけいゆう病院
へ。
一度鼻から出血して救急車で再入院という
ヘマをしてしまい、一時はヘモグロビンの
量が通常の半分ほどになりましたが、その
後は気を使って生活したせいか、出血も
無く順調に回復していたようです。
検査の結果はまだ出血したところに
カサブタが残っているものの、お酒なども
気を付ければ飲んで良いとのこと。
ようやくお酒を飲んで良いという許可が
出ました。
初めに入院した前日に飲んでから、27日
目でようやくお酒が飲める事になりまし
た。
まあ飲まなくても暮らせない事は無いもの
の、やっぱりたまにお酒を飲めないのは
ちょっと寂しいものがありました。
この日は通常では飲まない曜日でしたが、
帰ったら1杯やろうと思って、明るい
気持ちで病院を後にしました。

今回は診察時間が早かったので、けいゆう
病院を出た時はまだ10時過ぎぐらいでし
た。
このまま馬車道→中華街と行くには
ちょっと早いかなと思い、けいゆう病院
からほど近いMARK IS内にあるユニクロに
行ってみました。
ダーク・グリーンのキャップ1点を購入。
このMARK ISのユニクロ店は、ボックスの
中に商品を入れて自分で清算する自動レジ
になっていました。
最近ユニクロやGUはこうした自動レジに
積極的に取り組んでいるようで、家の近く
のユニクロも商品の打ち込みは店員の方
だけれど、清算は金額をレジに投入する
方式に改装後に変わっていました。
スーパーでも何でもそうした自動レジに
変わって来ていますね。
今回のMARK ISのユニクロ店でもそばに
女性店員さんが一人付いていたものの、
会計自体は自動レジでしました。

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お店を出る前に入り口付近置いてあった
「Take Free(ご自由にお取りくだ
さい)」となっていた「Life Wear
Magazine」という本があったので1冊
貰って来ました。
まあファッションの写真はあまり興味が
ないのだけれど、中に落書きアーティスト
のキース・ヘイリングの写真があったの
で、切り抜いて額にでも入れて飾ろうかと
思ったので。

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私は昔美術を少しやっていた事があったの
で、この手のアーティストはけっこう好き
です。
特にキース・ヘイリングとともにユニクロ
のTシャツになっているバスキアは、本当
に誰もマネの出来ない唯一無二の天才だと
思っています。
彼の絵はある意味アカデミックな要素が
まったく無く、それまで絵を作って来た
人間が絶対に生み出す事が出来ない、独特
の世界を持っているんですね。
それがどれほど凄い事なのか…、その
あたりは自分で物を作った事のある者ほど
より強力に感じる部分がある人なんです
ね。
もう美術を見に行く事もほとんどなく
なってしまったけれど、もうじき行われる
バスキア展だけは絶対に見に行こうと
思っています。

MARK ISのユニクロ店で買い物を済ませて、
赤煉瓦倉庫の前を通り徒歩で馬車道へ。
前回馬車道に来た時に発見した、世界の
洋酒を売っている「信濃屋」というお店に
行ってみました。
実は前回このお店を見つけた時に、買い
たいと思っていたラム酒キャプテン・
モルガンのプライベート・ストックが
税抜き2980円で売られていたんです
ね。
このお酒はぜひとも欲しいと思っていた
ラム酒だったので、その時は手荷物が
多くて断念しましたが、次に来た時には
ぜひ買おうと思っていました。

他にもいろいろなラム酒やジンなどがある
ので念入りに見ていると、あの
アイランド・レコードのクリス・ブラック
ウェルがプロデュースしたというブラック
ウェル・ラム(税抜き2770円)という
ラム酒を見つけました。
ネタにも良いかな(笑)とも思い、こちら
も購入。
店員の方に断って説明書きを撮らせて
もらいましたが、

「レゲエのボブ・マーレー氏を世に広めた
アイランドレコーズの創業者、クリス・
ブラックウェル氏のプロデュース。伝統的
スタイルを踏襲して、飲みやすいラムとは
対極の複雑でコクのある味わい。」

というポップが書かれていました。

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今回はこの2本までにしましたが、この
信濃屋というお店は高級な洋酒がメインの
ようで、万を超える洋酒などもあり品揃え
がなかなか良かったです。
家飲み用なのでさすがに万を超える酒には
手が出ませんが、また機会があればラム酒
を中心に少しお酒を集めたいと思いまし
た。

次に馬車道にあるディスクユニオン関内店
に行こうと思っていたのですが、信濃屋
から出た時点で何故か失念。
まあ結果的にはその後も多くの買い物を
して荷物がいっぱいだったから良いのです
が、昼食の時間が近かったので関内の裏手
にある「ろくもん」という居酒屋に向かい
ました。
ここはまだ夜の時間に行った事は無いの
ですが、昼食のメニューに必ず付いて来る
から揚げがとても美味しいです。
昼ご飯を食べるとスタンプ・カードを
押してくれて、3つ貯まると夜の居酒屋
メニューのドリンクが1杯無料という
サービスがある。
いつか熱々のから揚げで生ビールが飲み
たいという願望があり、病院の帰りには
この居酒屋で昼食を食べています。
今日はミックス・フライ定食で昼食。
やっぱりここのから揚げは美味しかった
です。

お店を出て中華街のアジアン雑貨店の
チャイハネへと向かいました。
実は前回のけいゆう病院の診察日が12日
で、その時もチャイハネに行ったのです
が、3階が翌日からバーゲン・セールと
いう事で入場出来ませんでした。
そのセールがまだやっているようだったの
で、まだ残り物があるかと思って行って
みました。
3階のセール品売り場は、全品が7割引き
以上の商品ばかり。
一番多かったのは女性用の衣服でしたが、
他にもキャップや財布、ストール、
カバン、布物などがありました。
その中からキャップとストール(2点)、
カバン(2点)など3千円相当の品物を
購入しました。
まあ単純に考えても、普通に購入すれば
1万円ぐらいの買い物だったはずなので、
良い買い物だったと思います。

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次にチャイハネ系列のアメツチテラスに
行きましたが、ここでは買い物せず。
そのアメツチテラスの正面にある中国
貿易公司というスーパーへ。
ここは中華街に行ったら個人的には必ず
寄るスーパーで、紹興酒や食べるラー油、
エスニックの食材やシナモンなどの香辛
料など、多くの品物が売っているなかなか
面白いお店です。

今回は前日からネットで調べていたのです
が、中国人に愛されている中国の焼酎、白酒
(バイジュウ、パイジュウなどと言う)を
買おうと思って行きました。
この白酒(バイジュウ)は紹興酒以上に
中国人に飲まれているお酒で、アルコール
度数は元々は50度以上ある強いお酒
です。
中国の焼酎のようなスピリッツ系のお酒
で、そのあまりの強さに日本人は敬遠され
ているお酒なんだとか。
ただネットの記事によると、最近は38度
ぐらいの比較的飲みやすいお酒も出て
来て、カクテルなどでも飲まれるように
なって来ているようです。
まあさすがにストレートでは飲めなくて
も、これまでラムやジン、ウォッカなどを
飲んできた経験からすると、レモンと炭酸
か何かで割れば飲めない事も無いかなと
思ったので。
強い酒はまだ飲めるうちの飲んでおかない
と、あと10年後ぐらいには確実に飲め
なくなりそうなので…。

実際にお店で売っている白酒を見てみる
と、38度ぐらいの白酒が3種類ぐらい
売っていました。
(もちろん56度ぐらいの白酒もたくさん
ありました。)
どれを買うか迷ったので、品物を並べて
いた男の店員の方に聞きました。
「香りが良いので日本の方にはこれを進め
ています。」という商品を購入。
ついでにカレーに入れると美味しい、
ココナッツ・ミルクの缶詰も購入しまし
た。

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ここで荷物がいっぱいになったので買い物
をいったん終了し、自宅近くの駅まで
戻って来ました。
自宅近くの駅の薬局でけいゆう病院で書い
てもらった処方箋で薬を用意してもらう間
に、近くにあるOKストアでレタスなどの
食材を購入しました。

自宅に戻るとさっそく調理を始め、
ズッキーニやスパム、重しで水切りした
木綿豆腐などで、チャンプルー風の野菜
炒めを作りました。
それを肴にキャプテン・モルガンの
スパイスト・ラムで、久々に夜のお酒を
楽しみました。
正直なところ飲む前は多少の不安があった
ものの、27日ぶりの久々のお酒はとても
美味しく、心に深く沁みました。

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さすがに27日間お酒が飲めなかったのは
ちょっと長かったけれど、その間に看護婦
さんたちの懸命に努力している姿を見れて
感動したり、いろいろな事を勉強させられ
たり考えさせられたりした1か月近くでし
た。
この経験は忘れずに、残りの人生に生かし
て行きたいものだと思います。

しかし普通にお酒を飲めるという事だけ
でも、なんと幸福な事か…。
その事を知れた事だけでも、とても有意義
な1か月近くでした。

ではこの辺で。

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