ハチの家文学館

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故郷の女性が出版したエッセイ集

2020年09月20日 10時03分58秒 | ハチパパのひとり言

本のタイトルは「太陽の道程」。静岡県浜松市出身の凜ケイ子さんが書いたエッセイ集で、10年ほど前浜松へ帰省したとき、知人に勧められて買った本である。

信仰心の篤いお母さんがガンと闘う姿を通して、娘として教えられたことや、母子家庭に育った自身の生き様、葛藤などをエッセイとして記録したもので、出版したときは40歳、それから13年経っている。いまどうしていらっしゃるだろうか、機会があるのなら会ってお話してみたい。

私の母がガンと闘った時のことなどを思い出しながら一気に読み返した。当時、この本に触発されて、私も同様のエッセイを書きたいと思ったが、母との記憶は遠ざかるのみである。巻末の詩が好きで、胸にグサッとくる。

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私は私の道を歩いているのだろうか?
私は私のやりたいことをしているのだろうか?

生きるということは
時間があるようでないようなものだ
時間に限りがあるのならば
形振り構わず
いまを生きよう
いま出来ることを
太陽に恥じないように生きよう
太陽はいつも私を見ている

「何となく」感じる太陽のテレパシー
太陽はいつも光を照らし導いてくれる
私は私のアンテナと直感を信じて
私の道程を歩いて行こう
それが私の「太陽の道程」



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