試合前なのに突き指をして腫れていますが、何とかなりませんかとの中学女子。
既に病院の診察時間後の夜に来院されました。
突き指をネット検索すると、治療法として安静、冷却、圧迫、挙上の4つしかないみたいですが、その4つは応急処置であり、治療ではないでしょう。
骨折とか腱断裂していれば、明日の試合は辞退して欲しいですが、どんな状態なのか診てみましょう。
痛々しいテーピングで巻かれていた親指の第二関節から基節骨付近が青く内出血しています。
手首から親指にかけての筋肉が腫れていて、特に親指と人差し指間の筋肉の腫れが酷い状態。
勿論親指を少しでも曲げると痛みむのでテーピングで曲がらないように固定して来たのでしょう。
腕の骨(肘付近)を軽く叩いた限りでは、軽く叩いた骨の振動が親指まで伝わっても痛くないようなので、骨が断裂しているような酷い骨折ではない様子。
病院が開いていればレントゲンでの骨の写真を確認すれば間違いないのですが・・・
問題のない右手と比較すると、親指付近の腫れた部分は筋肉が硬く拘縮して、その事により強い痛みが生じている感じ。
親指を軽く動かすと動きの限界状態で痛みが生じるので、関節のズレで起きている痛みではないと判断。
関節のズレなら少しでも動かすと痛みが出る筈。
現在の最先端の医学では、安静、冷却、圧迫、挙上という治療法しかないようですが、そんな安静にして回復を待っているような気の長い治療をしている暇はありません。
その場で劇的な回復を期待されて来院されたのですから。
ではおこなってみますが、回復するかどうかは保証出来ませんが、余計に悪化しないようにだけは気を付けておこないます。
どんな治療院に行ってもその場で劇的な回復が期待出来ない突き指の痛みが、腫れが果たして少しでも変化するのでしょうか?
現代医学の常識を遥かに超えた自然形体療法での驚きの回復結果は次回のブログで・・・
ご期待下さい。
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