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相手チームの選手と激しくぶつかった部分の痛みがひと月経過してもずっと続いているという。
取り合えずどのような症状なのかお話を聞いてみましょう。
当たった部分は骨盤の上部の腸骨稜付近。
傷みはボールを蹴った瞬間に出るので、怖くてまともにボールを蹴る事が出来ない状態。
病院の検査では特に異常ながなく、筋肉の炎症との診断ですが、明らかに炎症とは思えません。
強く押さえて傷みがあるのは腸骨筋。
強く押さえない限り軽く触れる程度では痛みは出ませんが、炎症の痛みとは異なっています。
病院での治療法は湿布のみ。
そこで整骨院に行き温めて電気を流すものの、症状が変化する事がなく当院に来られました。
触診では腫れもなく、圧痛のあるピンポイント以外は強く押しても痛みはありません。
謎と云えば謎の痛みみたいですが、痛みの原因の謎を解くヒントはずっと同じ痛みが変化なく続いているという事。
これは明らかに炎症ではありませんね。
炎症なら自然回復で毎日少しずつはマシになって行く筈ですから・・・
恐らくぶつかった時の痛みで奥の筋肉が変形した状態のまま元に戻らなくなっているのでしょう?
筋肉はある一線を越えて変形すると、簡単に元に戻る事が出来なくなりますから。
そういう考えで取り合えず筋肉の変形だけを元に戻してみましょう。
果たして痛みの変化があるでしょうか?
結果は明日のブログで・・・・・・
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スポーツ障害の痛みでお困りの方もご相談下さい。
一度で痛みが消える事があるかも知れません。