おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

コンサルタント だれのための?

2019-12-09 | マンション〔実務に到るまでをも含む 相談アレコレ〕



(以前にも 関連した記事を載せました が

https://blog.goo.ne.jp/toku2184/e/cdd685a174f12c78397d8e6847855444

 

マンション管理士業務ではなく 並行して進めていた懸案の行政書士業務をしていたのだが 

事務所から居間にうつって 一息つこうとした 日暮れ時   
受話器を とりあげた

即 語尾を荒げ上げた

『 だれのための マンション管理士顧問なの ?

私も 依頼側の一人なのでしょ  じゃ 今 この電話を聞いて 私の主張をシッカリ

理解する義務があるはずだわ 』 という主旨の 突然の 有無を言わせぬ 罵声を伴う 一方的

シャベリマクリ

顧問先マンションに住む  いわゆるクレーマー から だった

 

自身が着任する以前のことだが 某 管理会社に 5時間超 クレームを続けた ということ

そういった報告を受けたりした

当時は 管理会社としては 管理組合との委託契約更新至上主義のようなことがあり 組合員とのトラブルは

是非とも避けなければならない お客様は神様です 的な扱いがあったりした ようだ

昨今は だいぶ雰囲気が変わり 不始末は不始末として公表し その是正に尽くす姿勢こそ 企業のとるべき

行動だとされようが・・・とにかく そういった報を受けたとき なぜに 業務妨害を止め得なかったのか 不思議であった


ということだが

そうした 兵〔ツワモノ〕   その ツワモノ本人からの 事務室での業務中 への いかにもハイ状態 と思える

突然の電話だった


 

 

 

法律上の表現としては

マンション管理士とは
登録を受け、マンション管理士の名称を用いて、専門的知識をもって、管理組合の運営

その他マンションの管理に関し、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の

相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業務とする者

 

上記等の業務を受任するということを内容にし 顧問契約を為すことが通常

 

あらためて この場面での 彼女への言葉を思い返してみる

とにかく ドナリマクル ので 会話などというレベルではなかったが 伝えた要旨は

『 契約相手は管理組合 であるから 執行部である理事会・執行部の長たる理事長・各役員・総会
出席者などが私の担当となるのだろう  たとえ数百人であろうと 組合員も 各々 コンサルタントの
相手であるとも思慮される

けれど その受任業務にも サマザマな時と場合との情況から なんらかの優先順位を考慮しなけ
ればならないこともあり得 そうした場合には 契約相手の明確な指示を探っていられない場面では 
管理組合の実質的な利益のために 受任者の 一定の範囲の裁量も許され得ると考えています 』

というようなことを述べたかったのだが 現実は そこまではいかず

希望を捨てずに まずは 説明を試みてみよう とは・・・・したのだが

『そのような一方的発言の連続では残念ながら会話にならない 
業務中なので受話器を
おろさせてもらう』 

そんなようなことで その場は 一旦 エンド だった



繰り返しになろうが
管理組合・執行部である理事会・執行部の長たる理事長・各役員・総会出席者などが

実務的な理解では顧問としては受け持ち担当相手となるのだろうし それプラス たしかに  

たとえ数百人規模であろうと 組合員が 一人一人 コンサルタントの相手 と 捉えられる

のだろう か・・・



関連の論点として 顧問に就かせていただく 端緒としては 長たる理事長や執行部たる理事会や 役員

のうちの志の方向が同じ数人 などであろうが 顧問に就く前段での単発要請決定という執行意思を

決めたのは つまるところ 執行部である理事会

だとしても 顧問 というか受任者の立場に就く マンション管理士自身の立ち位置は あくまで 管理組合の

実質的な利益

のための行動を為すべき者として係わるところ



理事長個人の思うところのための  採用時の執行部面々だけのための  採用に奔走してくれた同志役員の

思惑応援のための 総じて 一部の者のための私利に益するだけの顧問 あるいは コンサルタント相談相手 

であってはならない


繰り返しますが 〔管理組合総体のための 実質的な利益追求のための 援助者〕でなければいけない と 

思っています 

(どのような場面であっても プロとして 不当なことは不当 と アドバイスしなければならない 

当然の事 なのですが そうとうに難しいことでもあります 

たとえ 自身を認めてくれて 顧問採用を主導してくれたような方であっても

妥当でないときは それを訂正する必要を説きながら 援助活動する

硬すぎる というくらいのスタンスでないと ○○の味方的言動 に つい なってしまう虞があるので)


今までの 経験からしての 反省を込めた記事にもなってしまいました

要するに 
組織団体の実質的な益のために動くのであって   
個人的〔私益〕のための言動であってはならない
たとえ 
個人的には恩義を感じざるを得ないことに関してで 

あろうと・・・

                http://toku4812.server-shared.com/

 

    

 

 

           

 

    

               

              

      

 

                    

       

          

    

               

     


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