マイホーム

我が家に吹き抜けはいらない!照明やカーテン等住んでから後悔しない間取り

吹き抜けアイキャッチ
  • おしゃれ!解放感!吹き抜け欲しい!
  • 部屋を作ると費用が高いから吹き抜けや!
  • 吹き抜けにすると何が考えられる?

せっかく家を買うなら吹き抜けが欲しいなぁ・・・

ついでに大きい窓を付けて明るい室内を作りたい!!!!

 

と、吹き抜けを取り入れようと考えていませんか?

画像とかパンフとか見るとめっちゃおしゃれですもんね!

 

という事で、吹き抜けはおすすめしない近所です

いや、あれだけ盛り上げておすすめせんのかい!!

 

はい。私はちょっと妬みもありますが吹き抜けはおすすめしない派。

私の家に対する考え方から見た吹き抜けを作るメリット・デメリットをまとめています。


吹き抜け+窓のメリットは解放感とおしゃれ

開放的

吹き抜けを作り2階にはでっかい窓・・・

めっちゃおしゃれで【これぞ注文住宅の醍醐味!!】とも言えるんじゃないでしょうか。

 

一昔前には某住宅メーカーのCMで【天井の高い家】なんてのもありました。

吹き付けがあると開放的で視覚的にすごく広く見えます。

 

天井の高い家にして本当に良かったわね

・・・・そうだね

※例のCMの一幕

 

ショッピングモールでも中央はに吹き抜けを作って1階から3階まで見渡せるようなところも多いですよね。

(あれはあれでまた別の効果がありますが)

 

吹き抜けに加えでっかい窓(FIX窓)を付けることで外の光も取り込み、空まで見えればより一層解放感と明るい室内が・・・・。

私も展示場へ何社か行きましたが100%吹き付けがありましたしやっぱりおしゃれです。

 

そんな「これぞ夢のマイホーム!!!」を想像してしまう吹き抜けですが・・・

実生活では割とデメリットが多いのをご存知でしょうか?

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吹き抜けの特徴を理解しないと後悔する!

後悔の念

デメリットをしっかり理解したうえで吹き抜けを作らないと後悔することになります。

しっかり納得&対策したうえで吹き抜けを作るのであれば決してデメリットばかりではないと思います。

施工費が高くなることも

部屋を作らないから材料費・・・安くなるんでしょう?

いやいや、むしろ高くなる可能性大よ?

 

そう、少しでも費用を浮かせるために吹き抜けを・・・と思っている方は一度営業マンに確認してみましょう。

実は吹き抜けを作るには、足場を組んだり太めの柱を使ったりするので工賃が割高になることも少なくないんです。

 

また、大きい窓を付けるとなると規格外サイズになりそれも高額です。

単純に安くしたいから・・・と言う理由で吹き抜けをすると割高になる可能性もあるので要注意。

 

どうしようか迷ってる・・・と言う方は見積もりの際に入れておいて金額を把握しておくといいでしょう。

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ただ、やる・やらないで間取りが大きく変わるので決断は早めにしないと家づくりが進まなくなります。

窓・電気の掃除が超大変

私の実家は玄関吹き抜けですが、窓の掃除をした記憶がありません。

理由は簡単。素人では物理的にかなり厳しい高さだからです・・・。

 

やるにはめっちゃ高い脚立を使うか、クイックルワイパーみたいな伸びるアイテムを使うか・・・・なんですが危険です。

 

2階の一番高い所だと地上から6mに迫る高さにもなり、建築業ではフルハーネス(墜落制止用器具)の装着を推奨されるレベル(作業床がない場合)の高さです。

フルハーネスが必要と言うだけでどれくらい危険かはわかると思います。

窓掃除を諦めたとしても電球の交換などがあるとめちゃくちゃ大変。

実用的には無駄空間

かなり酷い言い方をすると、吹き抜けは使い道のない空間です。

効率だけを考えれば吹き抜け部分を上階の部屋や収納にした方が物を置いたり、客室に出来るため実用性があります。

 

見た目を取るか、実用性を取るか・・・なのでこれは個人の考え方になりますね。

リビング吹き抜けはさらに後悔する要素がある

リビング吹き抜け

先ほどまでの吹き抜けは玄関でもリビングでも同じようなデメリットがあります。

 

ここからはリビングにつけた場合先ほどのことに加えて起こりうる吹き抜けのデメリットです。

光熱費が高くなる

リビングのように空調を使う部屋で吹き抜けにすると、夏・冬の光熱費が高くなります。

間取りではリビング18畳としていても、そのうちの4畳が吹き抜けなら22畳分の空間がある計算になります。

 

超単純に考えると誰も使えない4畳分の光熱費+αがかかるという事に・・・。

寒く感じやすい

【吹き抜けは寒い】とよく言われますが、厳密に言うと寒いのではなく温まりにくいと言った方が正しいでしょう。

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に行きますからね。

 

天井にシーリングファンを付けて空気の循環を促せばおしゃれ感も加えつつ対策もできます。

 

また大きい窓を付ける場合はくれぐれも性能の良い断熱はお忘れなく。

一応窓にカーテンやスクロールもつけられますが・・・これまた規格外なので高額・掃除も大変。

音・臭いが二階に上がっていく

リビングで豪華に焼き肉!天ぷら!満足して二階に上がると残り香が・・・・・。

 

同じ空間なので音や臭いなどはまともに上の階に行きます。

子どもが寝た後や家族の誰かが体調の悪い時など・・・

リビングの生活に気を遣わないといけなくなります。

 

大人だけならいいですが、子どもたちがリビングではしゃいでいる声もガッツリ筒抜け。

夜勤が多いなど家族と生活リズムが違う人がいると朝晩の音がストレスになるかもしれません。

 

似たものでリビング階段も不採用!
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【本音】実は出来る人がちょっとうらやましい

金欠

ここまで吹き抜けを否定してきました私ですが

本音を言うと出来る家がちょっとうらやましい

なぜやらないかと言うと1に資金、2に面積。

 

我が家は資金面の関係で総二階の延床約30坪と少し狭めの家です。

建ぺい率は驚異の24%(土地面積が約60坪もある)

 

その限りある面積の中で2階にどうしても欲しい最低限の設備として

  • 子ども部屋(仮)2部屋はクローゼット付きで6畳
  • 夫婦の寝室は8畳
  • ウォークインクローゼット3畳
  • トイレも完備

を叶えるとなればフルに使いきる他なかった。

 

吹き抜けを作る余裕は毛ほどもありません・・・・。

 

熱効率や実生活面を考えると確かにロスも多い吹き抜けですが、やっぱりおしゃれな内装は注文住宅の醍醐味。

お金に余裕があればリビングをもう少し広げて吹き抜けを・・・・って思ったのはここだけの話

 

土地だけはもう一戸同じ家建てられるぐらい余裕あるからね・・・・

家の面積広げて3畳の吹き抜けをやろうと思うと最低でも100~200万増は確実。

【結論】我が家のコンセプトに吹き抜けは不向き

注文住宅

私の家は妻と相談し【とにかく実用性・機能性を重視した注文住宅】がコンセプト。

デザインは二の次で作っているため吹き抜けも不採用。

その分2階の部屋や収納スペースを取ったり、室内干しを出来る広々洗面所を配置しています。

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注文住宅では人気の吹き抜け・・・・しっかりとメリット・デメリットを考えて理解したうえで作っていかないと後悔することになります!

実用性を取るか?見た目の解放感・空間を取るか?

 

吟味して家づくりをしていきましょう!

以上、我が家に吹き抜けはいらない!照明やカーテン等住んでから後悔しない間取りでした!

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