今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

天真爛漫ちび太の欲求不満

2019年11月27日 | ちび太
当地では今日も朝から冷たい雨が本降り。
明日も雨予報に変わったので、先週の金曜日から1週間降り続くことになります。しかも殆ど本降り状態。この1週間は日照がありません。当地域の特徴として、夜には止んでも朝になるとまた降り出すのです。この時期にこんな雨の降り方は初めてだ。

今の自分は園芸業界にいますが、近年当地では「今年も秋(春)がないね」と言うのが挨拶代わりになった。10月中頃までは気温が平年より高いのに、11月も下旬になると逆に平年を下回ってくる。それだけでも秋が短いのに、気温の落差が大きくなって天気がよく荒れる。今秋はその典型で、人心への影響がないとは言い切れないと思います。

今日の主人公はちび太です

猫は人間よりもずっと自然の変化に敏感だから、天候異常は即ストレスに繋がるだろう。当家の猫たちも最近はおかしい。イラついた仕草を見せたり滅茶苦茶に甘えてきたり。その典型がちび太なんです。天真爛漫だったちび太が、大人になるにつれて何かとフラストレーションを溜め込んでしまい、そうなるとちょっとしたことでもストレスに感じてしまうんですね。このひと月ほど、いつも神経がピリピリして落ち着きがないのです。

今まではお友達感覚だった外猫にも、特にキジロに対しては敵愾心をもって神経を尖らすようになった。リンへの干渉にも拍車がかかって、悪意のある攻撃に近くなった。ニャーに対するじゃれつきも今では攻撃に近く、逃げるニャーを追い回す。夜は今でも自分の足元に寝に来るけど、周囲にピリピリして眠りの浅いのがよくわかります。かと思うと、あまりベタベタするタイプではなかったちび太が、ピーピー言って一心不乱にくっついてきたりする。

リン(左)狙いのちび太

異常気象などちょっとした周囲や環境の変化にピリピリしてしまうのは、大元の原因が自身の精神状態にある場合が多い。そう、どう見てもちび太は欲求不満なんです。でもその原因は? いろいろ考えているうちに、またしても自分なのかもしれないと思うようになった。

ちび太はニャーのように、自分(保護者=オジン)への意識が強くなってきたのではなかろうか。何かと自分に注目しだした。なので最近はちび太を叱ると効果覿面なのです。リンに眼付け始めときは「コレッ!」と言うだけでピタリと止める。以前は追いかけても怒鳴りつけてもあっけからんとしていたのに。そうなると逆に、オジンに制止されるたびに欲求不満とジレンマが溜まって、どうしていいかわからずに戸惑っているのかもしれない。

ちび太はまだ若いから自分をコントロールできません

これって、かつてニャーが通った道?
当時は体罰派だった自分がどれだけニャーの信頼を裏切り、悲しい思いをさせたかと悟ってからは未だに忸怩たる思いが頭を離れません。実際、今年の正月にニャーはストレスからの膀胱炎、尿管結石で生死の間を彷徨ったのでした。ニャーは利発な我慢強い子だから、ニャーとの関係は何とか修復して自分が救われた。でもまだあどけなさの残るちび太はそうはいかないだろう。今度は、自分が試されているのかもしれないです。

実はこの問題、ニャーとの間でもまだ解決したわけではないのです。以心伝心になりつつあるニャーとの問題とは。 それは次回にて。

オジン、これからはオレの話も聞いてよね」


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