今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

触れない家猫、クウ

2020年06月21日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
テンちゃんの思い出に浸り切った一周忌追悼週間が終わった。
振り返って日常に目をやれば、今はそれなりに落ち着いた日々が続いています。
しかし変化が日常のノラたちの生活、明日はどうなるかわからない。
懸案事項もいくつか。

まずは家に来るサクラとキジロ、店ではココとモドキに住民票を発行しなきゃ。
住民票(保護者明記の首輪)をつけることで責任の所在を明確にする代わりに、彼らが市民権を得ることができる。
そして手術。 将来の数のためではなく彼ら自身のために行います。
だから一切のリスクを取らせない。 信頼関係を十分構築してから決行の予定。
悠長なやり方だけど、個々の命としっかり向き合うことが最優先なのです。

今日の主人公は・・・

と、その前にまず家の中の懸案事項、久々のクウ登場です。
「クウを確保せよ」の記事を書いたのはかれこれもう1年前。
ところが未だに触れない。
おかげで首輪の調整、フロントライン、爪切りと懸案事項がいっぱいなのです。

わが家に迎えて2年以上になるクウ。
家裏生活を合わせれば2年半の付き合いになる。
相変わらずニャーやポニーを避けての生活だけど、家猫気分はしっかり満喫。
外にいる連中と比べれば時間があるので、こちらも慌てているわけじゃない。

テーブル下のトイレの横がクウの定位置(椅子の上はキー)

それにしても触れないまま2年とは。
妻がいうように、クウ1匹だけだったら早く保護者に馴れたのだろうか。
いや、ご近所には保護猫1匹なのにクウと同じように馴れない子もいる。

以前にも書いたように、やはり幼齢期の社会化がうまくいかなかったのかな。
ニャーもポニーも敵愾心があるわけじゃないのに、強すぎる警戒心が災いしている。

今もお母さん(リン)には甘えん坊

ただ、今年に入って2階の隠遁生活からリビングに戻ってからは、少しづつ保護者に馴れてきたかも。
(人間の)ご飯時は、他の子を避けながらでも横に座ってねだるようになった。
クウにとって楽しみの時間だ。
何もあげないと我慢できずに手を伸ばしてくる。
爪も出すので当たると痛い。
甘噛みとか、そういうのを覚えないまま育っちゃったんだ。

野生児クウの面影はなくなって・・

思えばクウは、手術の時も触らずに確保して連れて行った。
手術後のまだ麻酔が残っていたときが、結果的に唯一の触るチャンスだった。
いや、最近は傍で油断してるときが多くなって、ちょっと触れるだけなら可能だ。
そんな時も大げさな反応で、下手すりゃ高速猫パンチ。
その猫パンチが、徐々にやさしくなってきた。

まあ、少しづつながら進歩ありということで。
何しろ毎日顔を合わせているわけで、時間は十分過ぎるほどあるのだから。
ところで、クウが主犯とわかったあの粗相問題はまだ完全解決とは言えません。
その話は別の機会に。

最近下腹が出てきて"家猫体型"になりました


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