文字が多い夜便です。
重いけど…なハナシを
何回かに分けて
お伝えしたいと思います。
うまく書けないけど許してねー。
今回はホーダーさんの事。
数年前。
私が猫使いの弟子を始めて
間も無くの事。
初めての多頭飼育崩壊(寸前)
の現場でした。
お外の猫さまも保護して
おウチにさえ入れれば幸せになる。
まだそう信じていた時だったので
衝撃を受け考えさせられた
忘れられない現場です。
ホーダーさんは
集めてしまうヒトのこと。
有名どころではゴミ屋敷の家主さん。
猫を集めてしまうホーダーさんは
正式には「アニマルホーダー」と
呼ばれています。
ホーダーさんは
私より少し歳上の女性一人暮らし。
3LDKのアパート住まい。
この一人暮らしには十分な広さの
お住まいに30頭ほどの猫さまを
集めていました。
このホーダーさん宅では
LDKで半分の猫をフリーで
飼育しているのですが
繁殖していました。
子猫がたくさんいて…
一部の子は近親故か障害の出てる子も
おりました。
そう。ほとんどの子が
未手術。
ホーダーさんは
自分は保護活動をしている。
と思われています。
自分は可哀想な子を集めて
お世話をしている。
救っているのだという認識です。
しかし
猫は家の中で増え続け
生活がままならぬ状態。
無職状態のホーダーさんは
ご自身の生活も健康も
経済的にも余裕がなく
かなり頑張られていたと思いますが
お掃除も医療も滞り気味。
猫が好きで可哀想。
私がお世話をしなきゃ。
という思いが空回りし続けている。
そんな状態です。
それはそれで
お辛いだろうな…と思います。
そのケージは
15ケージぐらいあったでしょうか…
名前もついてます。
トイレもあります。
ご飯ももらえます。
私達が来るから…と
お掃除もしてありました。
ただこの子達はもうフリーになる事なく
一生をこの1段ケージで送る。
どちらかというと
可愛がる。お世話をする。
というより
ケージに収めて安心した。
悪く言ってしまえば
コレクションケース的…意味合いを
感じました。
呆気にとられた私の目に入った
ケージ内の白猫さまの
諦めたような
悟ったような
「無」な表情が忘れられません。
でも、それは私から見たら…
な話で
ホーダーさんから見れば
保護した可哀想な子。
ウチに来たラッキーな子。
になります。
私から見たら…
これは…
キャパを越えた多頭飼育崩壊で
虐待と紙一重??
でも。
ホーダーさんは本気でなんの疑いもなく
保護してる。
救っている。
良いことをしてる。
と思っている…
これが話の噛み合わない
難しいところ。
そして状況が悪くても
なんだかんだ理由をつけて手放さない。
周りのヒトから理解されず孤立して
更に悪い状態になっていく。
その悪循環。
アニマルホーダー(ゴミ屋敷の家主)は
強迫性障害、依存症の一種という
精神疾患らしいのですが
まだ社会的には
困ったヒト
変わったヒト
迷惑なヒト
といった認識で止まっています。
"今、日本には動物虐待に具体的な
数値規制などがありません。
動物の所有権を奪う
専門機関アニマルポリスもありませんし
所有権を奪っても
保護した動物を保護するティアハイムのような施設
センターは保護施設ではありません。もありません"
この現場は
まだ手術の出来ない子猫を除く
オトナ猫全頭の不妊手術(第一回)
子猫の成長を待って子猫の不妊手術(第二回)
の全頭手術。
これが現状、出来る限界…
これが私の見たはじめての
ホーダーさん。
による
多頭飼育崩壊(寸前)でした。
コメント
コメント一覧 (16)
切ないです
ねこたちもその飼い主さんも
どちらも助けたい
なんとか、なんとか、なんとか
祈ることしかできません
秋田から猫たち飼い主さんどちらも
幸せになりますようお祈り致します
chotocha
がしました
コトバが無いです。先日のおっちゃんのブログの現場よりはましかも、と思いましたが、結局どちらも同じですよね。ひとりよがりの「保護」。
しかも、なまじ善意なだけにタチが悪い。。
こんなの、ちっとも幸せじゃないわ。。
こちらのお宅、今はどういう状況なんでしょうね。。。
chotocha
がしました
いつも頭が下がります。
毎日毎日動物虐待がこの世から無くなることを祈ってます
ホームセンターに行っては「セール値下げ 」とゆううたい文句をみては怒り狂って文句言いたくて…我慢してます 私みたいな人があまり色んな記事を見ない方が良いと周りは言います
でもちょとさんみたいな活動されていて発信されて…頭が下がるばかりです
多頭飼いの自己満 本当頭おかしいっておもってしまいます ってここでこんな荒らすみたいな文章すみませんです。
いつも応援しております。
ちょとさんと関われたニャンズは幸せです✨
地球上の動物に幸あれ✨
chotocha
がしました
だったらちゃんと避妊、去勢しろよ!と言いたくなる…。自分に都合いいように考えて。ある意味病気なんでしょうけど。手強い…。
こんな人いる、ってわかっただけでも。ありがとうございます、ちょとさん。
chotocha
がしました
ずっとケージに入れられて、一生を終える?
虐待以外のなにものでもないです。
この人に保護されているのではなくて、捕まって人間なら牢獄に入っただけ。
海外なら、間違いなく虐待になりませんか?
自己満足のこの人に、捕まった猫達をどうにかなりませんか?
どうして、この人の自己満足エゴで、罪のない猫達が牢獄に入れられたままなのか。
どうにかしたいです。力になれることがあったら、やりたいです。
chotocha
がしました
一生ケージで過ごすというのは虐待と
紙一重に思えます。
自由を奪われて一生を終わるのは
切なすぎます。
保護して、譲渡しようとは思わないのですね。
解決する糸口がないだけに、深刻な問題
だと思います。
chotocha
がしました
何と言ったら良いのか…。頭が働きません。
あんなにケージを準備するのだから、悪意はないことは分かりますが、だから、尚 辛いですね。
猫さんたち…幸せになって欲しいです😢
うーんと伸びて寝転がって、うーんと伸びて爪研ぎして欲しいです。気ままに暮らして欲しいです。
ちょとさん、心がすり減りますね。
本当に何もできていなくて申し訳ないです。
chotocha
がしました
猫ちゃんによっては野良ちゃんの方が良かったって思ってる猫ちゃんもいると思う。
私も兄弟猫の保護猫ちゃんと野良ちゃん2匹の4匹と生活してますが、いつもいつも考えてます。
野良ちゃんにとって家の中より自由な外の方がって!
人間の勝手な思い込みなのかもとか、いろいろ考えさせてもらってます。
人間の自己満足に付き合わされる動物が可哀想だし、なんで人間中心の世界になってるんですかね。
chotocha
がしました
chotocha
がしました
chotocha
がしました
ちょっと悲しい現実です。
どうぞ飼い主さんも無理せず猫ちゃん達と上手く暮らしていけますように。
我が家の猫達も、、、、。
chotocha
がしました
きちんとしたホーダー基準値を定め、ボランティア団体に救い出す権利を与えるべきでしょう。
ホーダーも、心のどこかで苦しみがあるはずです。安心して助けを求める体制を作っておかないとなりません。精神疾患、知的障害、様々な原因があります。餌やりも同じく。
以前、このブログにて餌やり禁止の看板を見て涙が出ました。行政の在り方に非常に疑問があります。私は10時間フルタイム勤務で保護活動がたいして出来ませんが、休みを使って行政に働きかけるくらいは出来るかもしれません。
色々な問題がありますが、猫使い見習い全員で全力でやれば、きっと変わります。
頑張って下さい。
chotocha
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最初はオブラートに包んで伝えてましたが、全く伝わらず。更に猫を保護して1年前からストレートに多頭崩壊していると話していますが、聞く耳もたず。『自分が全員幸せにする』と言い張っております。
なので、すべてではありませんが。ちょっとさん、ハイパーボラさんの行き場のない気持ちはわかります。
chotocha
がしました
多頭飼育崩壊という言葉を耳にするようになりました。
飼い方は外から部屋のケージに押し込んだだけ。入らない子達は放置で、ご自分の生活も健康もままならない状況では、どちらも不幸ですよね…。間違っていった愛情というか…、虐待ですね。
飼い主様ご自身の心の病気も含めたフォローが出来たら、一番イイんでしょうが、なかなか難しいですよね…。
今よりも、少しでも、不幸な猫様が減らせる、生きやすい世の中にしていきたいものです。
ちょと様からいろいろな事を学ばせて頂いてます。ちょと様始め、猫ボラ様の活動を心から応援📣し、自分に出来る事は何か考えたいと思います。
chotocha
がしました
昨日の夜便夜中に見てました。
本当に保護してくれるのは助けてもらって有難い事なんですが猫の自由からしたらペットショップの様な感じがして逆に可哀想だと感じました。
本人が病気と思っていない点がとても哀しいですね。
テレビでは良く見る光景でしたがちょっとさんが体験されたのを見てもっと身近にいるんだな‼️
問題があるなと考えて自分に出来る事、TNRをしていこうと思いました。
色んな情報をいつもありがとうございます🙏🏻
キツイ事から目を背けない様自分も考えていきたいと思った記事でした。
chotocha
がしました
このような事もあるんですね。猫ちゃんをケ-ジに入れっぱなしというのは本当に可哀想だと思います。猫ちゃんを愛していたらそんな事は出来ないはずなのに。。。
本当にいろいろと大変な事ばかりですね。
chotocha
がしました