こんにちは。
スピリチュアルライフコーチの齊藤恵です。

前回は、人生を豊かにしたいのならむやみに目標設定せずに
自分の魂の声を聞くことから始めましょう、

というお話をいたしました。

そのためには瞑想が一番なのですが、
ある程度のコツと時間を要します。


今回は、今すぐに使える人生を劇的に変える「質問」
についてお話をしたいと思います。

一説によると、人は一日に6万回~10万回
思考をしていると言われています。
意識的、無意識的にです。
そしてそのうち大半が同じことであったり、ネガティブなことであったりします。

一人静かに、
なんで自分はダメなんだろう・・?」

などとつぶやいてしまったことはありませんでしょうか。

私はモーレツ会社員時代、
このようなネガティブな独り言ばかりしていました。

あの人は本当に仕事できるなあ。
すごいなあ。
なんで私はできないんだろう・・?
もっと頑張らなくちゃ。

あるいは、
この上司は、どうして私にひどいことばかり言うのだろう?
私は悪くない。上司のあれが悪い、
これが悪いから私がこんな目に・・・。

そんな思考が日常茶飯事で、それこそ6万回のうち5万回は
ネガティブ思考をしていたのではないかと思います。

そしてどんどん元気が奪われ、仕事の能率も下がり・・


ある朝、職場のトイレに入って出られなくなってしまいました
涙が止まらなくなり、仕事ができない自分の情けなさ、不安、恐怖から
体が動かなくなったのです。
病院の診断結果は、鬱病でした。

ここから立ち直るには数年を要しましたが、
スピリチュアル的な人生の仕組みから考えると、
この出来事は私にとって必要な出来事
でした。

(これについてはまた別の機会に)

でも、もし私がこの独り言によって起きている現象を事前に知っていたのなら、
心身のダメージはもう少し違うものになっていたと思います。

その現象とは・・・・

「どうして自分はダメなんだろう?」

という独り言は自分に対して質問を発していること。


脳は無意識レベルでこの質問の答えを探し続け、
自分がダメな理由ばかり見つけてしまうことになる、
というものです。

質問すると、脳みそがグーグルみたいに答えを探し続けるのです。

これは、テレビを見ていて
あの女優さんの名前、なんだっけ?
とつぶやいた後、ふとした時に思い出すのと同じ仕組みです。


加えて、
自分への質問と同時に、
宇宙にも同じ質問を届けている、
と思ってください。

すると、宇宙からも親切にその質問の回答に適した出来事を
届けさせてしまうことになります。
引き寄せの悪い事例ですね。

私のケースであれば、
できない自分を証明する出来事、
自分を卑下する上司の辛辣な言葉が
それに該当します。


でも、ここで質問させてください。

できない人、ダメな人

って、とても漠然としていませんか?

人と比べて○○が手早くできていない、
キレイにできていない、

という自己評価や外部評価があったとしても、

100%何もできていない、

というわけではないはずです。


加えて、
「私はできない人」という強迫観念が
「低いセルフイメージ」を作り出してしまうと、
負の連鎖が生じることになります。


ここにハマってしまったら、どうすればいいのか?

今日は少し長くなってしまったので、
その答えはまた次回に。
 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

スピリチュアルライフコーチ

齊藤恵