こんにちは。
スピリチュアルライフコーチの齊藤恵です。

人は誰もが人生で起きた出来事により、
心の奥底にネガティブな感情を抱えて生きています。

それは、過去の出来事にとらわれ、
自分自身の潜在意識の奥深くに
ネガティブな感情を「ため込んでいる」
状態といえます。

例えば、私には上品で素敵な70代の伯母がいるのですが、
20代の新婚時代に旦那さんに言われた一言がいまだ忘れられず、


「あれだけは許せない」
 

とポロリとこぼされたことがありました。

・・・長い間そう思われながら一緒に生活してきたお気持ちを
察せざるをえませんでした。

このようにネガティブ感情が心の奥にずっと残っている間は、
本当の幸せは訪れません。
 
感情の時限爆弾を抱えて
生きているようなものです。

実は、全ての出来事に偶然はなく、ちゃんとした意味があります。
試練と思われるような仕打ちや、
裏切りといったものにも・・・。
 

それはなぜと思いますか?

 

それは・・

 

「ゆるし」のためです。

今回は、この「ゆるし」についてお話ししたいと思います。


スピリチュアルなお話になりますが、
私たちは、この世に「魂の成長ゲーム」

しにきていると考えてみてください。


つまり人生では、自分自身の魂レベルを上げていく
試みなのです。


ドラゴンクエストのちゃららちゃちゃら~♪のようなレベルアップです。


そのために、

人生の辛酸を経験して、
それを乗り越えてマイナス感情を手放す

というプロセスを経験します。


それにより、かけがえのない幸せを手に入れ
ひいては一番の魂の成長を手にすることができるからです。

つまり・・・・、
ゆるし、

は魂の成長のためなのです!!!


その一例として、
私に起こったゆるしの出来事をお話いたします。
 
この春、父は認知症を受け入れました。


それまでの抵抗が嘘だったかのように、
看護師の方が驚くほど静かに現実を受け入れたそうです。
 
いつもは父の誕生日のお祝いなどしない私ですが、
今年は父の誕生日に合わせて
家族のフォトコラージュを作ってみました。
古い記憶でも刺激になるかもしれないし、
何かの気力の足しにしてもらえればと思ったのです。
 
実のところ、私は長い間父に反感を持って生きてきました。
 
父は人をコントロールする意向の強い人で、
かつ、感情を爆発させることが
私には我慢ならなかったのです。
 
その意識的、無意識的な影響は図り知れず、
私の人生の様々な局面に深く及んでいます。
 
てすから、
この感情は一生なくならないと固く信じる反面、
私が自分の人生を生きるためには、
何とかしなくてはいけないもので、
とも思っていました。
 
そんな矢先にこの認知症のことが分かり、
突如大きな変化が起こったのでした。

 

ちょっと長くなってしまったので、今回はここまでにいたします。

続きはまた次回。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

スピリチュアルライフコーチ

齊藤恵