「武るる　日本全国の武将と城の旅。ときどき観光とグルメ」武将の墓めぐり、
安倍加賀守の墓の紹介です。
武田勝頼vs織田信長、「信長怒涛の甲州征伐～勝頼滅びへの道～天目山の戦い」史跡めぐりの旅
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人物名	墓のある施設	住所
安倍加賀守（勝宝）	妙善寺	山梨県甲斐市宇津谷４５５２

安倍加賀守、先陣を切り討ち死に
「武田三代軍記」 によりますと、
安倍加賀守は先陣をきり、川を前に織田の大軍待ち伏せた。
阿部加賀守と同行するは、秋山民部少輔、同弥十郎、小山田平左衛門、同弥介、齋藤作藏。計6騎。
小山田平左衛門、同弥介両人は、音に聞こえた鉄砲の名手で、道の左右に別れ、続けざまに鉄砲を放ち、屈強の足軽30余人を討ち取る。
阿部加賀守、秋山民部少輔の両人は、強弓で早打ちなれば、敵を弓手（左手）に引付け、続けざまに矢を射、27騎を射落した。
その後、6騎の面々（阿部加賀守、秋山民部少輔、同弥十郎、小山田平左衛門、同弥介、齋藤作藏）は、太刀を抜き、向かってくる敵、数千人の中へ割って入り、十文字に駈け廻り、巴の字に廻って戦った。
（織田方）河尻の先手1600人が戸惑う所を、なおも進んで、敵兵5、60人薙伏せたが、引きあげた時には、阿部加賀守、秋山民部少輔は討たれていた。

…安倍加賀守一行は縦横無尽に敵をなぎ倒し討ち死にを遂げたのでした。
首は戦後、家臣によって菩提寺である妙善寺に運ばれ葬られました。

安倍加賀守が討ち死にした鳥居畑古戦場についてはこちら 。
















武田勝頼対織田信長、いよいよ、クライマックスです


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