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以前本屋さんに行って、スピリチュアルコーナーの段を見ている時に、やたら最近多いのは「好きな事をしよう」「我慢するのをやめよう」「頑張るのをやめよう」といった内容の本が、とても多かったです。
精神世界やスピリチュアルの世界では一度は耳にした事のある言葉だと思います。
そんな時に神様から言われたメッセージで、ある意味皮肉というか、面白いなと感じた言葉ですが、
「本の題名が「好きな事だけをやる」という題名は「嫌いな事をたくさんしよう」という題名でもある。
「我慢するのをやめよう」という題名の本は「たくさん我慢をしよう」
そして、「頑張るのをやめよう」という本に関しては、「どんどん頑張りましょう」という題名と同じ事だ」
と言われたのが、本当に印象に残っています。
以前にも似たような事をお伝えしましたが、好きな事しかしないというのは、たくさんの嫌な事をした体験がないと成り立たないという事です。
我慢しないというのも、これも同じくたくさん我慢して、どうしようもできなくなった体験があるからこそ我慢はしないと思えるのです。
そして頑張るのをやめるという事も、精一杯頑張ってきて、頑張る体験をたくさんしたからこそ頑張るのをやめると言えるのです。
ようは片方だけを体験するというのは無理な話で、不可能な事です。
同じように愛や光ばかり伝えても、片手間で同時に闇や悪を伝えないといけないのです。
スピリチュアル系の内容で、やたら愛と光ばかり伝えている内容はとても多いですが、同じくらいその反対の事も知っていないと、やはり説得力がありません。
スピリチュアルや精神世界の本は、とても無責任なものも多いですし、途中段階がなく、結論だけを伝えている本も多く、今途中段階の人たちからすれば、どうしていいか戸惑う事もたくさんあります。
人はとても苦しくなったり、辛いことや悲しい事が起きて、本当にどうにかしたいという藁をもすがる思いでスピリチュアルな事や精神世界に手を出す事もよくある事ですが、逆に情報過多の中で余計に混乱して、まして代償を受けたりして、逆に精神状態が悪くなったり、体調を崩したりすることも、よくあります。
結局のところ、とても苦しくて、どうにかよくなりたいと救いを求めて宗教団体に入ったり、色々なセミナーに行ったり、何かを祀ったり、何かを拝んだり色々とありますが、以前からずっと神様が言われているのは、この世に生まれてきたのは色々な感情を体験するためだと言われています。
それは嬉しい気持ちになったり、感動したり、傷ついたり、腹が立ったり、憎んだり、悲しんだり、喜んだり、楽しんだり、苦しんだり、様々な体験をして、その中で自分自身が成長し、最終的にその感情を味わいながら、どうやって自分軸で物事を判断して選択するかという事につきます。
結局のところ、どんなスピリチュアルに手を出して、セミナーやワークショップに行っても、物事の考え方が他人軸であれば、なかなか色々な事を乗り越えれません。
最終的には、ようはその選択が自分軸になっているかどうか、ということだけです。
そういった意味を突き詰めると、本来はスピリチュアルというものはないのだと思います。
以前神様から言われた内容で「スピリチュアルなんてない？」というブログをあげましたが、その内容が心に残っています。
「スピリチュアルなんてない？」のブログは
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そして、神様が言われることはいつも繋がっています。
何かが起きた時、何も起きない時、すべてを含めて自分の心をよくみて、自分の感情をしっかり感じ取り、自分軸になっているかに、結局のところはつきるのだと思います。
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