2012年にシリア内線を取材中に命を落とした隻眼の女性戦場ジャーナリスト・メリー・コルヴィンの最前線で戦争の現実を伝えてきた彼女の生涯を綴ったマリー・ブレナーの記事を題材にしたドキュメンタリー戦争ドラマ映画『プライベート・ウォー』

世界のどこかではこんな理不尽な状況があり、そんなことも露知らず平和な生活を送っているとそんな状況は全くイメージできませんが、命懸けでその有り様を世界に伝える彼女の信念には感服します。
全く関係のない一般市民の生活が脅かされても、お構い無しに攻撃を続ける戦争ってホント失ってばかりでなにも産み出さないのに、なぜ不毛な戦いを繰り返すのか理解に苦しみます。。。
戦場ジャーナリストって、安全に過ごせるのになんでわざわざ危険なところに自ら飛び込んで行くのかと思ってましたが、こういうのを伝える人たちがいるからこそ伝わることもあるだなと改めて気付けます。
劇中で左目も必要なものだったと気付くメリーの台詞となんか重なりました。
最後の命がけの報道シーンはなかなか圧巻。
★★★☆70点
こういうのを観ていて、戦争はよくないなぁと思いますが、やってる人たちには伝わらないんだろうなと思うとさらに残念な感じです。