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趣味がオーシャンパドリングなアラフィフの
美味しく食べたときの記録

2023年12月18日にテーマ転生

こんにちは!

 
 
不動産業界に長くおりますが、
この業界、ぶっちゃけエゲツナイ仕事をする人/会社が少なくないです。
 
エンドユーザー(ざっくり「一般の人」としましょう)を言葉巧みに誘導します。
業法などの範疇に収まるように注意しながら相手の勘違いを誘い、
「自分で判断した」って外形を作って、小さく/大きく罠にハメていきます。
 
テレビでCMをバンバン流している大手仲介会社でも、やっています。
むしろ、そういうところが一番エゲツなかったりもします。
 
不動産って、難しそうで、よくわからないでしょ?
ここまで情報化社会になったのに、いまだによくわからない。
それって、業界がそうしているんですよ。
 
言葉を選ばずに言えば、お客さんを情報弱者にして、
自分たちに有利にコトを進めたいから。
 
僕は自分で事務所をやるようになってから、
知人がそういう「騙し」に合わないようにしたいという目標を持っています。
 
 
でも、僕にマイホームの購入の相談をしてきてくれる人は、
僕がライフセービング活動で得た知人の数からすると、ごくごく僅かです。
 
「ウチを買うなら絶対に俺に相談しろ、知人が買いそうなら俺に紹介しろっ」
とか、知人や後輩にゴリゴリ迫ったりは一切してないのもありますが。
 
事務所を始めた頃の僕は、ライフセービング活動を通じて
少なからず周りから信頼されているという自負があったので、
多くの相談が集まるんじゃないかと思っていました。
 
しかし実際は、想像していたよりは全然少ないです。
 
自分で思っているほど、僕は周りから信頼なんてされていないんだなぁと
ずいぶん寂しくなったりもしました。
 
僕は、私的なことで困ると、
知人の中にその困った事柄の専門家や業界在職者がいないか探します。
プライベートの付き合いで信頼がおける人の中にそういう人がいたら、
安心して相談できると思っているから。
ネットで見つけた人や、紹介の紹介の紹介、みたいな人よりも。
実際にそうやって知人にプロとしてお世話になっている分野が少なくないです。
 
 
 
学生時代の友人の大勢での集まりなどでは、各々の仕事の話はほとんど出ません。
「会うときは昔のまんまの俺/わたしで会おう」
みたいなノリでしょうか。
それとも、普段はお酒の席でする仕事の話といえば愚痴ばかりだから、
友人と会っているときに仕事の話をしようものなら、
いつもの癖で、うっかり愚痴が出てしまう事が心配なのか。
 
何でみんな自分の仕事の話をしないのか不思議でいました。
僕が本当に親しいと思っている友人は、みな自分の仕事の話をしてくれます。
そして僕も自分の仕事の話をします。
愚痴っぽいものも含めて、どんな専門性のあることをやっているのか、
聞きたいし、話したいから。
 
いつしか、
「会うときは昔のまんまの俺/私で会おう」
みたいな過去を懐かしむだけの話題になりそうな集まりには
あんまり顔を出さなくなりました。
 
思い出話は、そりゃあ楽しいですよ。
でもいつまでも続かないでしょ。
だいたい間が持たない。
 
過去も現在も未来も、散りばめた話題のほうが楽しいじゃないですか。
僕はそう思います。
 
 
いま僕に本社新築工事のコンサルを任せてくれているNくんとは、
仕事の話も、思い出話も、未来の野望の話もした仲です。
学生時代は一緒に脳みそが耳の穴から垂れてくるんじゃないかってくらい練習しましたし、
30代の頃は毎週一緒に飲み歩いていました。
 
そんな彼もまた、自分の必要とすることに専門性を持つ知人がいるなら
その人に相談して仕事を依頼するタイプです。
だから僕がご指名に預かったわけですし、
僕が知る限りの専大SLSCの卒業生の伝手を伝って
新築工事の成功を目指しています。
 
僕にマイホーム購入や不動産の相談を、ドップリとしてきた人の顔を思い浮かべると、
僕の中の、交友関係の優先順位上位のグループにいる人が多いです。
 
でも、Nくんを含め、僕の知人の中では少数派です。
 
 
まあ僕は、不動産業でのエンドユーザーへの営業は、
思いっきり下手です、はいチュー
 
 
 
 
 
 
友人として信頼している相手に、
自分の仕事をアピールしない/できないってことは、
どうやら周りでは多数派を占めているようです。
 
僕がいま実践しているJAなどの運用の話を、親しい友人にしています。
だいたいの反応は、
「へぇ、すごいね~」
って、心が篭もってるんだか、いないんだか分からないようなセリフです。
 
フリーザくらいは感情を込めてくれてもいいのにwww 
 

 
 
JAが暗号資産を介したものなので、知識が少ないことからの拒否反応や、
MLMの側面もあるのでそれに対する拒否反応を感じます。
 
誰に紹介しなくても効率よい運用ができるものなんですけど、
MLMの要素を隠して話すと、それは不誠実じゃないですか。
だから話すわけなんですが、
MLMと聞いただけで拒否反応です。
評判悪いですからねー、MLM。
それも偏見なんですけどね。
JAは在庫を抱えるわけでもないのに。
 
僕が紹介してJAで運用をしている友人は、いまでは僕よりも運用益を上げています。
そして彼はいまのところ、ほとんど紹介をしていません。
 
 
 
ということで、ここでも僕は大して信頼されてなかったってことが伺えたわけです。
冒頭に書いた不動産の仕事で思った感慨と、このことを合わせて、
まあそんなものかと自分に言い聞かせていたところでした。
 
信頼することの定義も人それぞれなわけだから、
相手を責めたり、自分を責めたり悲しんだりすることもないんだ、と。
 
 
 
 
「へぇ、すごいね~」と言った裏で、
その人たちには2つの感情が芽生えていることを。
 
「けど、お前〇〇◯◯◯◯なかった」
「なんでお前が△△△△△を◇◇てるねん」
 
 
あー、そうなんだ、と腑に落ちました。
僕が逆の立場だったら、そんな風に思ったはずなのでてへぺろ
 
僕が信頼されている/いない云々の問題ではないんです。
大半の人は、そういう反応をするものだと思うようになりました。
 
冒頭で触れたNくんのような人たちや、
僕が思うようなモノの考え方をする人ばかりじゃないっていう
当たり前のことを、さらに確認したとも言えます。
 
 
●営業を仕掛ける対象を◆つに分類すること。
●その分類の仕方とアプローチの仕方。
●難しい反応を示す顧客の攻略法。
 
を今日の講義で教わりました。
 
 
この概念を知っていたら、かつて手掛けたネット仲介の仕事も、
もう少し成果を上げられていたんじゃないかな。
 
顧客に響く、ネット集客の第一歩になる分析について宿題も出ています。
 
上昇学風NDTも、今日で三分の一を消化しましたが、
ここまで習ったことをしっかり復習したら、
ネット集客に強くなれるとヒシヒシと感じています。
 
 
僕はいま学んでいる知識と技術を駆使して、
事務所の不動産事業で仕掛けたい企画があります。
不動産屋に騙される人を一人でも多く減らすというものです。
それにはネットの力が必要なんです。
 
まあ、楽しみにしていてくださいグラサン
 
 
 

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