朝日カルチャー ・ 短歌結社「かりん」の皆様

初越のこみちにようこそ

沼田市の舒林寺の牧水の歌碑から始まった、

あくまで私的な私の牧水の旅への思いは、

ここに一区切りします。

 

『みなかみ紀行』百年記念の旅

 

舒林寺のこの映像も、今はお宝映像です。

六年前、先代ご住職があき子氏一彦氏・・・の歌人のお客人にレプリカを見せてくださっています。

 

時を経て、夢が叶いました。

よき方々をお招きする夢・・・・

牧水と短歌に心を繋ぐ夢です。

ソフト面からの町おこしの夢・・・・

 

10月、舒林寺の番傘ととっくりの歌碑の前で、

当時の沼田の出来事・人物と共に牧水の旅を想いました。

この時も、県外からのお客様が・・・・

 

11/17 いよいよ「若山牧水顕彰全国大会」がやってきました。

  

開会式が終わると、みなかみと、牧水のみなかみの旅の紹介ビデオの放映

じつは牧水の紀行文の朗読を

お手伝いさせていただきましたが・・・・

短歌を詠んだその時の牧水の息づかいを想いながら朗読したものの

短歌の朗読はこれでよかったのかと はらはら

自分の声を聞くのはどうも気分の良いものではない・・・・ちょっと後悔・・・

 

それにしてもと、このビデオの編集に至るまで、

庁舎に籠もって頑張っていらした 担当の方の技術と、ご苦労を想う。

 

 

馬場あき子氏、佐佐木幸綱氏、伊藤一彦氏、

今を代表する三人の歌人の対談は聞き応えがあった。

「簡単そうに思える牧水の歌、それがそうではない・・・・」

「短歌の命はやはりその韻律、リズム・・・・」

 

そうですよねー先生。

 

一つの確信をいただいた思いがした。

実はこの日の朝、歌を始めたばかりのある方と 短歌談義。

「一本通った思いを感じるのです。あなたの歌には・・・

単なる風景の歌ではないと感じます。

だから、リズムが整えばいい歌になると思うのです。」

「そうですかあ ?・・」

「そうです!」

 

夜は ほろよい学会

私はたくみのの里のお米がはいっているお酒『香取」を持参したが。

銘酒 左大臣、水芭蕉の樽が並び、

飲み切れそうにない。

それにしても全国からたくさんの人を集め、時を超えて愛されて、

牧水さんは凄い歌人。

   

 

ます酒のほのかに香るみなかみの秋はしずかに更けてゆくなり     かりん 舟本恵美

 

 

翌朝はバス旅行

 

解散後、朝日カルチャー・短歌結社「かりん」の皆様が金田屋さん経由で

 

                                  平成24年の旅の金田屋さんでの映像

金田屋さんの牧水の間の下には馬場あき子氏の短歌が掲示されかりんの方々をお出迎え。

 

そして「初越のこみち」へ

 

ようこそと歓迎の心込めて植えたパンジーが

お出迎えしました。

 

           

 

ー「風の掲示板」で ー

  

「先生のお歌よ!」

六年前、ここの中学生に、教科書の歌を詠んだ背景を語るあき子氏。

その時、いただいた一首。大切な一首です。

 

お隣には、月の歌人 伊藤一彦氏の一首。

ここで人を想いつつ

赤城山から昇るお月様を拝むお月見は格別です。

 

今、私達は、百年前の牧水の旅を想って大会を開き、こうしてみなかみの旅をしています。

ここに、あき子、一彦、千嘉子・・・・と、このこみちを旅した歌人の歌を掛け、

さらに百年後を想います。

私はNさん、あなたはXさんで、紀行文に登場するかもしれません。

「『みなかみ紀行』百年の旅」に想いいる

百年後なる「あき子のこみち」  奈織美

 

 

 

 

遊神館で歌会

名残惜しく上毛高原駅に向かう方々を見送る。

 

たくさんの方々のご厚情に感謝いたします。

いつの日か、あなたの足跡を刻みに、どうぞ、こみちにおいでください。

 

 

 

 

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