心の底に湖をもつ人 茨城のり子の詩「みずうみ」を通して

 

「いちご文学日記」は素敵なブログです。

今回は、母としての子育ての不安が綴られていました。

しかしそこで出会ったのは、最近やっと見えてきた人の本質に迫る問題。

自分を整理するため、リブログさせていただきました。

 

茨城のり子さんの詩が紹介されていました。

 

人間は誰でも心の底に

しいんと静かな湖を持つべきなのだ

 

田沢湖のように深く青い湖を

かくし持っているひとは

話すとわかる  

 

それは しいんと落ちついていて

増えも減りもしない 自分だけの湖

他人のおりてはゆけない魔の湖

 

学歴とは何の関係もない

人間の魅力とは

その湖から発する霧だ

 

私はこんな歌を創ったことがありました。『透明なペガサス』から削った若い日の歌です。
 


教授転出に荒れるゼミ室のひと処

         湖の気配す 振り向けば 君

 

  

                                   


そばに居るただそれだけで落ち着かせ

            ふふっと私をほころばす君

 

 

追いつけない読書量もつ君である

なぜだろう嬉しくてほっとしている

奈織美

 

画像はお借りしました。


 

わが家のこと考えてみました。

そういえばー

 

私と長女は外に表現してばかり・・・

長女は絵を描きたくてたまらないという。

私は話し始めると止まらない。

心の底から何かが吹き上げてきて・・・・

取り入れてる暇が無い、読書は嫌いでないけれど。

 

夫と次女は、静かな時間の中で

様々な鑑賞をし読書をし

吸収し続ける。

心の底の湖に飲み込ませていくみたいだ・・・・

 

その貪欲なこと・・・生きてる時間がいくらあっても足りそうにない

 

 

 

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