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2020年8月13日木曜日

完膚なきまでに負けた2020夏

さて改めまして、8/9,10はA1リーグの連日対局でした。
【結果】
8/9(第7節) -102.4(4441)
8/10(第8節) -121.9(2344)

一気に降級圏の下の方まで叩き落されました(T_T)
こんなに負けた経験はマジで10年以上ぶりくらいのレベルで、ちょっと心が俺かけた2日間・・・・


さてちょっとそんな中で今日は特に印象に残った局について簡単に書こうかと。
8/10(第8節)の1半荘目のこのシーンですね。(ツイッターでも書いたのですが)

東3局(22:00頃から)
・東1,2を和了して38000持親番
・たろうさんの仕掛けが入る
・たろうさんが12巡目に2副露目をした直後、宮崎がツモ切りリーチ
・それを受けての同巡にツモリ三暗刻聴牌

まず2s自体はそこまで危険度は高くない(たろうさんにも宮崎にもある程度は通りそう)という中で、
考えたのはこの手を曲げるか曲げないか、

先に言えば、ここでの僕の選択はダマ。
まあリーチして自模ればマンガン確定なのである程度は勝負するのもありな一方で、
・この手は自模った時だけ打点が伴う=ダマでも自摸ればかなり決定打になるけど出アガリの価値はいまいち
・待ちもあまり勝算があるとは言えない(宮崎はもちろん、たろうさんも聴牌の可能性は高い)
・点数も現時点ではリードしてる
・宮崎のリーチは危険度がかなり高い(彼の雀風も考えると特に十二分な勝負手の可能性が高いと予想)
・宮崎の現物である③が雀頭であり、無理のない迂回ルートを取れる可能性もある。
と考えたわけです。
もしもこれらの条件のどれか一つでも否定されていれば、
例えばドラが1枚ある=リーチしての出あがりが十分な打点あるなら、おそらくリーチしたでしょう。

そしてこの直後に持ってきたのは4枚目の一、

これをアンカン。
宮崎への危険度も低いし切る手も0ではないのですが、打点も跳ね上がるし、新ドラが1枚でも乗ればいよいよリーチする価値もあがる。
が、新ドラものらずにツモ切りダマ続行。

、、、結果として直後に大本命のマンズの真ん中(四)を引いておりたら、
直後に①引いてマンガン以上を逃したわけです。
カンした直後に強気のリーチかなあ、
ある程度の打点力をカバーできたわけだし、
とか思いつつも、
それでも宮崎のリーチに殴り合うだけのリスク負うべきっだった、
なんとモヤモヤした局でして。

そして一方、
正直にこの局以外の半荘は正直に挽回材料が少なすぎてどうにもならず(T_T)
そしてその半荘以外はちょっとどうにかするにも材料的に厳しすぎてどうにもならない一日でしたね。特に最終戦(気になった方は是非Freshでご確認ください!w)

残り2節、
まあ頑張ります、
頑張りますが、
現時点でかなり厳しい戦いになってる事は事実だし、ある程度の覚悟をしつつの戦いになっております(T_T)

全然関係ない話なのですが、私来週に誕生日でして、いよいよ三十路ロードから四十路ロードへと人生が突入するのです。
その始まりからいきなり降級ってのも幸先悪いなあ、とは思いますが、まあ運命には逆らえない部分も色々と感じており。

前にちょっと書いたのですが(アラフォー麻雀プロの「先が見える恐怖」)、
選手としての自分ってやつに、この年とキャリアになるとある程度の限界を感じたりもしてるのです。
僕は自分を選手として過大にも過小にも評価してないし、それなりに冷静かつ客観的に見る位の能力があると自負してるからこそ、
頑張りたいし、たとえ落ちても来年頑張るだけ、と思う一方で、ある種の覚悟をもって残りの競技生活をするべきなのでしょうかね、、、とかちょっと思うところもあるのでした。

9/3の第9節に続く