昨日に続き、週明けの月曜も小雨交じりの曇り空の朝を迎えたブリュッセル。

 

先週の音楽の話題はユーロヴィジョンでしたが、今週はベルギー全土でクラシック音楽が主役に躍り出ます。

 

というのも、今夜から6日間、世界三大音楽コンクールの一つ エリザベート王妃国際音楽コンクール の決勝ラウンドが始まるためです。夜8時(日本時間夜中の3時)開始でテレビ、ラジオの生中継放映もあります。インターネットのライブストリーミング配信もあります。

 

元々このコンクールの前身、ベルギーのヴァイオリニスト、作曲家、指揮者である名前を冠した、ウジェーヌ・イザイ・コンクールの第1回(1937年)と同様、今年はヴァイオリン部門です。ちなみにこの年の 第1位は ダヴィッド・オイストラフ(ソ連)。

 

一次予選から数えると、1ヶ月弱にわたり開催されているのですが、5月11日のセミファイナルの最終日の後、審査があり、日付がまたがる深夜にファイナリスト12名が発表されました。

 

このコンクールの一番の特徴は、この12名がブリュッセル郊外にあるエリザベート王妃音楽大学(通称シャペル)のキャンパス内の施設に1週間隔離されること。外部との接触はオーケストラとのリハーサルのみ。この間にこのコンクール決勝のために作曲された新曲の楽譜が渡され、1週間でこの楽曲の譜読みをします。

 

この新曲はファイナリスト全員が演奏し、もう1曲は自身で選んだヴァイオリン協奏曲を各自披露します。

 

この新曲は現代音楽になるため、「リズムが複雑」「歌えるようなメロディーが無い」「ハーモニーが不協和音」などかなり聴くのが難しいですが、僕はこれまでヴァイオリン、ピアノ部門合わせて8回経験しているなのでだいぶ慣れました。

 

僕はこのコンクールを会場のBOZARで生で聴きに行き始めたのは2005年のヴァイオリン部門からで、今回で5回目を数えます。

 

以前は新曲、協奏曲の他にソナタ形式の曲の演奏がファイナルで課されていて、毎晩11時過ぎまでと長丁場だったのですが、前回よりソナタ曲がセミファイナルに移ったので、演奏者、聴衆双方にとって少しラクになりました。

 

 

ファイナルのスケジュール、演奏者の名前、協奏曲のリストはこちらからぞどうぞ。

 

初日の今日はいきなり地元ベルギーから唯一のコンテスタントで、優勝の期待もかかる シルヴィア・ファン Silvia Huang さんが登場。

 

初日演奏の2人は、他の日に比べて圧倒的に優勝する確率が低くなるとのジンクスもありますが、今年はどうでしょうか

 

日本からも岡本誠司さん、宇野由樹子さんの2名がファイナル進出。

 

4時間後にいよいよ開催です。

Queen Elisabeth Competition
http://cmireb.be

 

どくしゃになってね…

 

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