選んだのは友人宅からも程近く、レストランにも歩いて行ける距離の Belga & Co Saint Boniface。
バイイ通り Rue du Bailli の一号店はこれまで何度も利用しているのですが、ここ2号店はちょうど1年前にオープンしていて、お店の前は何度か通っているのですが、これまで足を踏み込んだことが無かったのでした（ちなみに3号店がアントワープにもございます）。
1号店ではドリップ式のフィルターコーヒーをいただくことが多かったのですが、昨日はちょっと蒸し暑かったこともあった上に、ショーケースに “Cold Brew Coffee”の文字とビールのようなボトルを発見！
視線をその奥のガラスシェルフに移せば、上の三段にはずらっとボトルが並んでいます。
もうこれだ！となり、友達のフラットホワイトと共にオーダー。友達はこちらのケーキも食べたいかも…となっていましたが、1時間半後に食事開始だし次回にお預け。
閉店まであと1時間ほどということもあり、店内はお客さんが誰もいませんでしたが、
小さな外のテラス席には2組ほどが寛いでいました。外でも良かったのですが、長テーブルをシェアのかたちになって、ちょうどその2組に挟まれるポジションになったので、そのテラスに向かう手前のこちらの席。
外気も入ってくるし、前のお客と入れ替わりで入ってきたスーツ姿を含む男3人組を遠目で眺められて、怪しまれることもない距離感。
ちなみに昨日の記事の写真はここでの一枚でした。
友達のほうからもコーヒー豆の麻袋や幾何学模様のタペストリーが僕の背景に見えます。
ここのインダストリアルなショファージュ（ラジエーター式のセントラルヒーティング）も好きなんですよねぇ。ウチにも欲しい！1号店と同じく暗めのトーンのインテリアですが、そこが僕は落ち着く空間なんですよね。木彫りのキリン像もお馴染みです。
運ばれて来ました。
Cold Brew Coffee、つまりは水出しコーヒーのことですが、アントワープにある自家焙煎所で抽出＆ボトリングしているようですね。クラフトビールならぬ、クラフトコーヒーですね。
グラスも綺麗です。
日本では割りとあちこちで見掛ける水出しコーヒーですけど、こちらベルギー（ヨーロッパ全体でも）はスペシャルティーコーヒーを出す店なら何処でも、という状況でもまだないような…。
お味の程はまろやか。数年前からブームのスペシャルティーコーヒーに特徴的な酸味が苦手な方も多いと思いますが、その酸味が少な目ですっきりした口あたりです。
そして、カフェの雰囲気ですが、ここ2号店はショッピングストリートに面している1号店より車やトラムの往来が無いことも相まって、より落ち着いた雰囲気。
外観はこのエリアに多いアール・ヌーヴォー建築のファサード。
ここまでならウチから歩いて20分ちょっとなので、これまで行っていた1号店（徒歩35分）よりお邪魔する回数が増えるかもしれませんね。
Belga & Co Saint Boniface
Rue Ernest Solvay 12, Bruxelles（Ixelles）1050
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