今週は寒さが一段と厳しくなっているブリュッセル。昨日あたりから昼間でも13℃しか上がらず、この土日もほぼ同じような天気です。
明日は午後からコンサートの予定があるので、今日土曜は食料品の買い出しのみの予定。午前中はYvesが仕事でミーティングがあってランチも食べてくるとのことで、僕は掃除の後で独り昼ごはんを済ませて、Yvesの帰りを待っていました。
すると、1時過ぎにYvesから電話が。これから帰るよコールかと思って出ると、ミーティングにゲイカップルのB&Hが来ていて、久々に会ったから近くで一杯やろうということになったから、僕にもジョインしないか？という用件でした。ブリュッセルから20kmほど離れたメッヘレン郊外に住む彼らですが、ブリュッセルには年に何度かあるこの土曜のミーティングか、ゲイバーにやって来る程度なので、あまり会う機会がありません。Yvesも僕も基本ゲイバーには行かないので…。
Yvesも一年ぶりくらいだったようですが、僕は3,4年ぶりじゃないですかね？Yvesと僕が付き合い始めの8年くらい前は4人でレストランにディナー食べに行ったりもしましたけどね。
近所のカフェが待ち合わせ場所でしたが、店内は満席で他に誰も居ない外のテラスで。
僕はビール飲む気満々でしたが、さすがに寒いのでショコラショーを。結局全員ホットドリンクで。
話題はB&Hが最近始めたビジネスの話が中心。このカップルこれまでいろんなビジネスをやって来ていて、会う度にそのビジネス業種や内容が変わっている状態。同性婚はしていないものの、20年連れ添ったベターハーフ。二人三脚で定期的に変えているビジネスをその都度新鮮な気持ちで楽しんでいる様子です。
後半は午前中のミーティングからの流れでジェントルメンズ・クラブの話題へ。大抵この面子だと毎回同じ展開になるのですが、そうなると僕はメンバーではないので話に付いていけず、更には言葉も英語からオランダ語に切り替わります。
このカップル、ベルギーのほうが生活満足度が高いということでオランダから移住して来ているのですが、Yvesも（フランス語と同等に）オランダ語ネイティブなので、込み入った話になるとオランダ語に切り替わるのでした。
僕はオランダ語に近いドイツ語の知識でそれとなく一部話す内容もキャッチ出来るのですが、そもそも他のメンバーの話とか、クラブの運営の話などアウェー状態になってしまいます。ただ、このカップルもクラブの中枢にいるYvesからのたまの生情報を聴きたいので、ここは僕などお構い無しに話に熱中。
時折、僕が話の内容を理解してクスッて笑ったりすると、ちゃんとオランダ語も解っているんだな、という顔でウィンクしたりするH。このH、会う度に「なんでお前はオランダ語やらないだ？このクラブに興味はないのか？」と僕に訊くのだけれど、ブリュッセルでは圧倒的にフランス語が必要ですしね。しかも、オランダ語話者は英語もバッチリ出来る人ばかりだし。
こうしていつものパターンにしばし我慢の僕でしたが、そこへオランダ語で挨拶をする人が寄って来ました。どうもこのB&Hの知り合いのオランダ語系ベルギー人（フラマン人）らしく、しばらく一緒に話をして立ち去って行きましたが、ゲイバーでの顔馴染みらしく。その人、我が家の近くに住んでいるようですが、Yvesも僕も初めて見る顔でした。ゲイアプリでもご近所さんリストには出て来ないので、ステディな彼（or 夫）がいるのでしょうね、きっと。
また前のように、ご飯を一緒に食べようと約束して別れましたが、二人は僕らのご近所さんと判明したゲイバー仲間宅へ遊びに行ったようでした。
Yvesは普段仕事先へもカジュアルウェア、B&Hも普段着姿しか見たことありませんでしたが、3人揃ってのスーツ姿はまずまず様（さま）になっておりました。
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