どうもここ数ヶ月睡眠の質が悪くなったように感じ、夫Yvesも僕のいびきが酷くなったと言っているので、睡眠障害を疑って、2週間前に呼吸器科のある総合病院に初診を受けました。
初診では日中の呼吸状態や質をチェックしましたが、全く異常なしの結果。
そして、昨晩から今朝にかけて1泊2日の検査入院で、睡眠ポリグラフィー検査を受けました。ポリソムノグラフィ（polysomnography）を短縮したPSG検査とも言われます。
15時に受付した後、検査入院する病室へ移動すると、検査は17時。何故か2時間待たされる上、こちらも何故かキネジスト（理学療法士、整体師）が担当するとあります。
そして、時間を15分ほど過ぎてキネジストが入室してきました。
睡眠についてを含めていくつか質問をされて、また20時半頃に検査装置を持って再度来るとのこと。
その直後17時半に軽い夕食が運ばれて来ました。
PCを持ち込んでいたので、おとなしくずっと病室で動画などを観ながら20時半まで待つことに。
そして、今度は時間ぴったりに先程と同じキネジストがセンサー装置を持って戻って来ました。比較的話しやすそうな人だったので、何故受付から問診まで2時間も掛かるのか訊いてみたところ、金曜は受付が16時に閉まる為、普通より早めの受付時間でアポイントを取っているからなんだそう。なるほどね。
Yvesも僕もこのセンサー装着するのに整体師のようなキネジストが行わないといけないのか疑問だったのですが、その辺を尋ねてみました。
するとキネジスト、週1、金曜日だけ副業でこの病院で働いているとのこと。キネジストはフリーランス（自営）が基本で収入が安定しないとのことで、副業やむなしなんだとか。
このキネジストの副業であるこの病院の主な担当が、この睡眠ポリグラフィー検査なので、看護士が「Votre Kiné」として案内を作っているけれど、本来は「technician（技師）」
と表示すべきなんだけどね、と説明してくれました。
そんな雑談をしながら、みるみるセンサーが上は頭から下は左脚の太ももまで身体のあちこちに取り付けられました。
各部位に取り付けされたセンサーは、それぞれ下記のような記録するもの。
睡眠中の脳波、呼吸の状態、いびきの音、あごの運動、眼球運動（レム睡眠とノンレム睡眠）、心電図、酸素飽和度、胸壁の運動、腹壁の運動、脚の運動などを記録することになります。
特に痛みなどは感じないですし、装着したセンサー装置も強力なシール、ベルト、伸縮ネット包帯で固定されていますが、よほどのことがない限り外れないとのこと。
胸の中央の装置からBluetoothでデータが転送されるようになっているので、病室内の移動であればカバーされるし、身体の動きに自由も効きますので、夜中にトイレに行くことも出来ます。ちなみに病室はトイレもある個室なので安心。
21時にキネジストが“Good night!”と退室。
22時頃に消灯しベッドに入りましたが、普段0時過ぎから1時くらいまでの間に就寝の僕なので、なかなか寝付けません。
それでも23時過ぎにはうたた寝が出来たのですが、すぐにまた目が覚めてしまいます。
体中のセンサーに慣れないベッド、普段は横に寝ている（たまに抱き枕にもなる）Yvesが居ないなど、様々なことが相まってナーバスになってしまって、結局寝付けたのは1時半過ぎ。その後は一瞬目が覚めたものの、朝6時半前に看護師さんが起こしに来るまで眠れました。
睡眠時間5時間半と短めですが、初診でこの検査の説明を受けた医師からは、最低3時間の睡眠があれば必要なデータが取れるからあまり緊張しないようにとは言われていました。
これで検査は終わり。すぐに帰っても朝食を食べて10時くらいまでに退室すれば良いとのこと。
週末なので、朝早くYvesに来てもらうのも申し訳ないので、お言葉に甘えてゆっくりすることにしました。
朝食（8時過ぎ）が配膳されるまで二度寝し、Yvesには9時半に迎えに来てもらって、無事検査入院を終えたのでした。
検査の解析に1週間程度で出るそうですが、解析結果に基づいたその後の治療について聞きに行く次のアポイントメントは3週間後。
無呼吸症候群（睡眠呼吸障害）という重症までには至ってはいない筈ですが、どのような結果になるのかとても気になるところです。
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