レガレイラを中心に皐月賞を振り返る。
スタートで両左右の馬に挟まれたレガレイラは、一旦下げて後方の15番手。
レースラップはメイショウタバルが5F 57.5秒で引っ張るHペース。
しかしレガレイラは、道中終始ウォーターリヒト(幸騎手)に外側から蓋をされていて、
3角から馬群を掻き分けスピードUpを図ったが、4コーナー過ぎに他馬と接触。
騎手的に「最後は伸び悩んだ」との弁だったが、
マイラー向きの流れで、前にある程度いないと届かない馬場。スピードが乗る地点で
スムーズさを欠いたのは、牝馬だけに尚更痛かったか・・と思った。
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人間で言えば、中学生くらいの年頃の馬達。
男子16名vs女子1名。否が応でもマークされてしまい、少し可哀想でもあった。
但しスムーズさを欠いた中で、⑮番手から追い上げて1:57:6。上り3F最速タイの33.9。
展開が向かなかったものの、後半5Fは目視的に57秒前半で駆けている
(直線でも大外から内の他馬にも寄られ、更に外に膨らんだ)。
あの位置からこの差まで来ているのであり、負けはしたが強さは見せてくれたと思う。
頑張ってくれています。
また、木村先生はレース後に調整失敗を述べていたが、現地では良い仕上げに伺えた。
ルメール騎手が落馬事故に遭う等、今回は諸々の流れが芳しくなかったと思っている。
あれだけの高速馬場で走ったので、まずは馬の無事を祈念。
そして次走について、陣営には改めてよく検討して欲しい。引き続き期待しています。