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11/21東京5R メイクデビュー 牝 芝1,600m
優勝 レフトゥバーズ 牝 父ディープインパクト、母テルアケリー、横山武騎手、荻原厩舎
池谷 誠一オーナー
1着レフトゥバーズ 牝 父ディープインパクト
2着ビューティフルデイ 牝 父ディープインパクト
3着ジャンドゥーヤ 牝 父リオンディーズ
レースの流れは5Fで60.0秒フラット、そして上り3Fは34.5秒。それを1秒以上上回る33.4秒の
上りで11番手から楽々と抜けてきたレフトゥバーズは圧巻だった。他馬は、唯々相手が悪かった。
レフトゥバーズの馬名は「残り物」の意。セレクトセールで5400万円の馬だが、ディープの牝馬で
この価格だと、当時それ程高い評価を得られなかった存在かもしれない。同オーナーがお持ちの
ノームコア号が福島の新馬戦を圧勝した時から、「結構凄い目利きの方かな・・」とは思っていたが、
改めて相当強い馬が登場した。タイムも1勝クラスの赤松賞と同じ。手応えは素晴らしかった。
11/22東京5R メイクデビュー芝2,000m
優勝イースタンワールド 牡 父ワールドエース、母メイショウアサツユ、吉田隼騎手、高柳瑞厩舎
三嶋牧場
1着イースタンワールド 牝 父ロードカナロア
2着アルビージャ 牝 父モーリス サンデー 1番人気
3着シルブロン 牡 父トーセンジョーダン
5Fで65.3秒の超スローペースであり、レースの上り3Fが33.7秒と、極端に上りの競馬だった。
スムーズに先行したロードカナロア産駒のイースタンワールドは、上り33.6秒で1馬身差の快勝。
1番人気のアルビージャは出遅れが痛かったが、スローを利して上手く上がってきて、最後も脚を
使ったが2着まで。同馬の上り33.5秒は、これまでのモーリス産駒では最速の値になったと思う。
11/23東京5R メイクデビュー芝1,800m
優勝 タケルジャック 牡 父ブラックタイド、母セレブレート、北村宏騎手、清水久厩舎、
森 保彦オーナー
1着タケルジャック 牡 父ブラックタイド
2着グランワルツ 牝 父ロードカナロア キャロット 1番人気
3着マジックビューティ 牝 父オルフェーヴル
これも5F63.1秒、後半4F47.4秒の後傾ラップ。キャロットクラブのグランワルツは中団5番手から
ルメール騎手が脚を伸ばしたが、直線で他の馬と少し擦れるシーンがあり、馬が躊躇した感。
国枝厩舎の馬の初戦であり、仕上げもソフトだったと思うので、次走は有望と思う。
勝った①番枠のタケルジャックは、道中内目を北村騎手が我慢し、直線では少し内を開けてから
経済コースで押し切った。ブラックタイド産駒の芝の快勝で、あの名馬の後を追いたい存在だろう。
11/23東京6R メイクデビュー 芝1,400m
優勝 オンラインドリーム 牝 父Frankel、母Danedream、武豊騎手、渡辺厩舎、
吉田 千津オーナー
1着オンラインドリーム 牝 父Frankel
2着リュクスフレンド 牝 父ブラックタイド
3着ハコダテブショウ 牡 父モーリス
超良血馬のオンラインドリームが、スローを逃げて2着に1馬身1/4、3着以下は更に5馬身を
離して快勝。見た目には強い勝ち方だったが、走破タイムが1:23:2であり、21日の1勝クラスより
1.3秒遅い。直線の最後で2着馬に詰め寄られた点も少々。次走は各馬とも試金石だろう。
11/21阪神5R メイクデビュー 芝1,600m
優勝 レゾンドゥスリール 牡 父ハーツクライ、母ローブティサージュ、川田騎手、須貝厩舎、
シルク
1着レゾンドゥスリール 牡 父ハーツクライ シルク
2着アンドヴァラナウト 牝 父キングカメハメハ サンデー
3着ドリームマローネ 牝 父ドリームジャーニー 社台
(既に書いているため詳細割愛するが)、走破タイムは1:35:5でも後半の5Fは速く、上位各馬とも
頑張ったと思っている。
11/22阪神5R メイクデビュー 芝2,000m
優勝 サトノハンター 牡 父ハービンジャー、母サトノユリア、松山騎手、平田厩舎、
サトミホースカンパニー
1着サトノハンター 牡 父ハービンジャー
2着ネビーイーム 牡 父キズナ
3着エイシンニーダー 牝 父エーシンジーライン
8頭立てで、またまた5Fで65.4秒のスロー。サトノハンターはスタート後にもたつき、松山騎手が
少し促す仕草。そのままインの4番手を待機し、2、3着の馬が少し内を開けて直線に向いた所に、
インから強襲して初勝利。やや平凡な印象。次走は、各馬とも試金石だろう。
11/23阪神5R メイクデビュー 芝1,200m
優勝 メイショウフンケイ 牡 父ダイワメジャー、母メイショウスズラン、松山騎手、池添兼厩舎、
松本 好雄オーナー
1着メイショウフンケイ 牡 父ダイワメジャー
2着ランスオブミューズ 牡 父リオンディーズ
3着ゲンパチミーティア 牡 父ロードカナロア
スプリント戦だが、3Fで35.6秒のスローペース判定。2、3着の馬がお互いに意識する中で、道中
3番手のメイショウフンケイが綺麗に外目3番手から差し切った。走破タイムは1:10:1。
同日の秋明菊賞のタイムから、最初の1ハロン目を引くと1:09:5。各馬とも次走は試金石と思う。
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その他の2歳芝未勝利戦についても、今後のレース比較のため、前走等を記載しておく。
11/21東京3R芝1,800m カナリキケン ・・・前走11/7未勝利戦でヒストリアノワールの4着。
11/22東京2R芝1,600m ソングライン ・・・初戦は6/20クールキャットが勝った新馬戦で2着。
11/22東京3R芝1,400m カトルショセット ・・・前走は11/1未勝利戦でテセウスの3着。
11/23東京2R芝1,600m セラフィナイト ・・・初戦は不良馬場。10/10ディープリッチの新馬7着。
11/23東京4R芝2,000m サトノフォーチュン・・・初戦、2戦目とも道悪参考外。一気に変わり身。
11/21阪神3R芝1,400m ロードリスペクト・・・前走グレナディアガーズが勝った未勝利戦で2着。
11/21阪神4R芝2,000m ヴィヴァン・・・初戦は10/25シャフリヤールの勝った新馬戦で2着。
11/22阪神3R芝1,200m ジュストコル・・・初戦は10/31アヴェラーレの勝った新馬戦で5着。
11/22阪神4R芝1,800m エイカイファントム・・・初戦は7/25リフレイムの勝った新馬戦で12着。
11/23阪神3R芝1,800m ジェラルディーナ・・・初戦は9/12サトノルーチェの勝った新馬戦4着。
以上、芝の2歳戦の結果でした。