平成に蘇った徳川家の国宝級御殿
名古屋城の本丸殿は、1615年に建造されている。
もう、400年以上も前だ。
でも、1945年の名古屋空襲により焼失。
2009年より復元工事が始まり2018年には第三期として完成公開されるに至った。
だからか、以前名古屋城は訪問した事があるが、本丸殿の記憶がない。30年以上前だったので、そもそも無かったのだ。
部屋ごとに異なるテーマで描かれた障壁画。これは狩野派の絵。
上下の部屋は将軍の部屋。本丸殿で最も格式が高く、最も豪華。
ベルサイユ宮殿を思い出した。豪華絢爛。その一言。手法は違えど権力者の証。
大胆にして繊細な対面所。藩主と家族・家臣との私的な宴席の場。
徳川家ということで、日光東照宮のそれとも比べも遜色なし。
どの国も権力者は煌びやかな金が好きだったようだ。
本丸殿を堪能し、再度名古屋城の障壁をぐるっと一周した。
それにしても金鯱鉾も凄いと思った。