きちんと継続することが大事だと思います。
ライフオーガナイザー®の松井陽子です。
わたしが住む分譲の集合住宅、築39年になります。
わたしたちもこの部屋はすでに3代目の入居者ですが、その他の住居も
今もきちんと世代交代が進んでいて、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭も多いです。
わたしたちがここの購入をきめた一つの理由に
『きちんと修繕事業をしている』
ということがあります。
引っ越す前から近所には住んでいて、購入の前年には、何度目かの外壁の塗り替え工事が終了していました。
そして入居後、約15年ほどになりますが、その間にも
給排水管取り替え工事、洗面、トイレ壁、床張り替え工事、(希望者のみ)トイレ交換
外壁塗り直し、改修工事
階段室、床張り替え工事、集合ポスト交換
ベランダ塗装工事
がありました。
そして今回は
全棟、全居室の窓の取り替え工事がありました。
これら修繕費用は月々の管理費として徴収されていて
毎回、各戸への余分な請求は無いのです。それもすばらしいことですよね。
その分、理事会活動や自治会活動も盛んなため負担は大きいのですが
家というのは日々少しずつ劣化していきますので、
全体を何十年という単位で、計画的に補修、改修していく仕組みが出来上がっているのは大変ありがたいことです。
数年毎に必要となる外壁の塗り替えなどとは違い、
窓の取り替えは、実はこの39年の間に一度も無かったのです。
そのため窓自体はかなり劣化が進んでおり、
戸車の音が『ガラガラガラ』とうるさかったり(汗
こんな風に古めかしい窓の作りだったり
そして、、さらに近くに寄ってみるとこんな不具合が↓。
割れています すきま風が寒いですね~
ただ、これ実は、入居する前からこの状態。
窓というのは、専有部分ではなく、共有部分なので、修理しようとすると
理事会の会議にかけなくてはいけなかったりで、ついついそのままにしていました。
そのほかにも
ストッパーが無くなっていて、風が強く吹くと自然に開いてしまう小窓には
外側からテープを貼っていたり
まあまあ、古さが際だつ部分でもありました。
今回はそんな全住民の不満解消の願いも叶って
快適な窓ガラスへ、特別負担もなく交換してもらえるというありがたい工事でした。
今回の工事は、国からの補助交付を全戸の工事で受ける形のため、記録としての各部屋の撮影もありましたし、
事前に窓周りの作業スペース確保ということで、家具の撤去移動、カーテンの取り外しなどが
求められていました。
また工事後は窓の周りにシーリングを施すため
しばらくカーテンを通常通りには使うことができませんでした。
シーリングにカーテンが触らないようにはこんな工夫も。
これ、工事の人に教えてもらったワザ(笑)
これ以上端まで引かないように目印にするといいですよーとのこと。
ただ、、和室の襖を入れたらですね、、、ちょっとヒラヒラと剥がれていた場所があって
シーリングに触って、再度手直ししてもらうことになってしまったんです。
そんな失敗もあり…。
なかなか落ち着かない日々でした。
以前窓がはまっていた場所にドリルで穴を開けたりと
家の中への粉塵もすごかったので、季節先取りの大掃除が進んでいます。
ヒラヒラしてしまっていた障子も張り変え準備中です。
ペアガラスになったり、外側に網戸になったり(今まで内網戸でした)
築39年の家も
きちんと手入れをしてくれるおかげで快適に住むことができます。
これ集合住宅に限らず、戸建ても同じですよね。
長く快適に住むために必要不可欠なことは
少しずつ計画的に順番に修繕を施していく
ことなのでしょうね。
アレ?人の身体と一緒かな(笑)
家も身体もしっかりメンテして、快適に生活したいものですね~
また来月には玄関ドアの交換工事も控えています。
少々落ち着かない日々が続きますが、きれいになるのはうれしいです
本日もご覧くださりありがとうございました。
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