寄りそうお片づけガイド、ライフオーガナイザー®松井陽子です。
今日は少々暗い内容のお話になります。今気分が落ち込み気味の方は読まないで、また後日心にゆとりがあるときに読みにきてくださいませ
「橋の下で拾ってきたコだよ」
これ、、わたしが小さいころ、父によく言われていたセリフです。
すごいですよねホント。文字だけ見ると。
実際のところ、父は(おそらく)上機嫌。飲んでたりして、気の利いた冗談、あるいは可愛い娘にちょっかいを出したつもりでいたんだと思います。
そして言われた本人は。
本当に長いこと、自分は拾われたコだと思ってましたよね。いつ頃まででしょう。記憶としては幼稚園くらいから言われていた記憶があるんですが、高校くらいまでそう思っていたのかも。少なくともそれを疑う余地も、知識もなかったし、1歳半違いの年子の弟は身体が弱かったので大事にされていたのもあって、わたしはいつも「お姉ちゃんらしく」厳しく育てられましたし、猛烈に勉強や習い事はさせられましたし、親だけでなく祖父母からも可愛がられない理由として「拾われたからか、、」と信じるのはたやすかったんですよね。
まるでドラマみたい(笑)
今となっては、あるわけないよね、と笑って思えますが。3,4歳の子が親のいうことにそう疑問を持つはずがありません。
そんなこんなで、すっかり自分に自信を持てるはずもなく、大きくなりました。(まあでもなんとか生きてます!笑)
こんなことを打ち明けたのは、わたしのことを可哀想に思ってくださいということではなくて(笑)それだけ小さな子にとって、親のいうことは、どんな言葉も真実だと思うってことです。
とくにおこさんが小さいうちは、こちらの言うことを聞いてくれなくて、イライラすることばかりの毎日だと思います。怒鳴ってしまうこともありますよね。(わたしもそうでした)
でも、ただ自分が怒られるのは、「悪いことをしたから」怒られているのではなく、「自分自身の存在自体がダメだから」怒られてるって子どもが思ってしまいそうな言葉だけは、使うことを気を付けてもらいたいなー、、、と心から願っています。
今そういうことを冷静に話したいと思う父は、わたしが26歳の時に亡くなってしまいましたが。
(そしてね、父とのそういうわだかまりは脇に置いて、自分が後悔したくない一心で、父の介護を数年しました。きれいごとと思った人がいたとしても、これが出来たから、わたしはわたしなりに精いっぱいやったと思えていて心が平安なんです。)がんと父のこと その1、がんと父のこと その2
数年前、母と別の件で大ゲンカになった際、このことも含め、わたしがどんな思いで過ごしていたか、一日も早く家を出たかったのかをぶつけたことがあります。
わたしの過去はやり直しがききませんが、今まだ子育てをしているわたしも、あなたも、間に合います。
やってはいけないことを叱っていることと、愛されている、存在していること自体が素晴らしいことが、ちゃんと分けて「相手に」伝わるようにしたいですね。
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ここ数年の間に、自分がずっと押し殺してきた気持ちをそっと解放しつつあります。本人にぶつけたり、人に聞いてもらったり。以前は自分の心の奥底に「あること」さえも見たくないと思っていた闇ですが、だんだん上手に取り扱ったり、手放せる段階に入ってきたのかも知れません。
暗い話ですが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
本日もご覧くださりありがとうございました。
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