寄りそうお片づけガイド、ライフオーガナイザー®松井陽子です。
今日はちょっと内容暗めですがどうしても書き残しておきたくて。よかったらお付き合いください。
この小見出しは、ちょっと言葉が足りないのですが、
やっと
「自分の感情をその場で表現する許可が自分に出せるようになった」
といえるのかもしれません。
何度か書いていますが、わたしの過去はそれなりに暗いです。
幼稚園のときから高校や職場(そして近いところではママ友にも→これがウツ状態のきっかけ)、イジメにあってない期間のほうがわずか。実際、その頃の友達で連絡が取れる、取りたいと思うのは一人くらいです。
これだけでは、あまりに可哀想な感じなので(苦笑)付け加えますと、全く友達がいなかったわけではなく。
連絡を取り合ってる友達は、このイジメ期間を別方向から支えてくれた、当時の塾の友達やガールスカウトの仲間、学友、同期がいます。
今考えても、よく学校にずっと通えたなーと思うのですが、その頃のわたしは、
常に何をされても、動じないフリ、傷ついてないフリ、泣かない
感情を表に出さないこと
が乗り切るコツだったんですよね。要するにそれが絶対的な鎧。
聞こえてないフリもあったかな。
わたしにとって、感情というのは自分の身を守るために隠しておくもの、、ずっとそうして過ごしてきたのでした。
念願かなって、実家や地元からは離れ、誰もわたしを知らないところで暮らし始めたのが大学時代。
その頃寮のような、学生会館で、たくさんの女子大生たちと共同生活をしました。
親友も得られた本当に楽しい時間でしたが、さらに感情をコントロールする大事さも学んでしまったんです。
それは
「不機嫌をまき散らかさない」
女子ばかりの生活、プライベートは4.5畳に満たないほどの自室のスペースしかなく(おまけに入居一年目は2人部屋でしたし)、各階のリビングルームで一つのテレビをワイワイ観るような生活。楽しい人も多かったですが、中には、外での不機嫌、体調不良による不機嫌を、だれかれ構わずまき散らす人もいたんですよね。
反面教師的に、どうやったら、不機嫌な状態を人に八つ当たりしないでコントロールし、いなしていくか、ということを学ぶことができた貴重な体験だったともいえると思います。
ですが、
ますます自分の感情は出さない、気づかないフリをすることが上手になりました
あまり細部は覚えていないのですが…先日夢をみました。
おそらく職場かどこかで、「わたしがやったこともないこと」をやったとウワサを流されたんですよね。
それにたいして、わたしは面と向かって、
「やったならやったという証拠を出してください、弁護士に相談の上、対処します」
と叫んだ瞬間に目が覚めました(笑)
実はコレ、、途中までは実際に何度もあった話。
でっちあげのウワサを作り上げて、本当のように周りに吹き込む人にはたくさん出会ってきました。毎回一人で、悲しんだり傷つくだけで終わっていましたが、初めて
夢の中で反撃できていました(笑)
あーーー
わたし強くなったんだなー。自分の気持ちを表せるようになったんだなーと、
実際にやったわけではないのですが、うれしくなりました。
今も感情のままの八つ当たりなどはよくないと思っていますヨ?でも
自分の感情に気づく
自分がこう感じたということを表す
ことは決して悪いことではなく、
「きちんと感情のある人」として、対応してもらうために必要なこと
なのではないかと。今はそんな風に考えています。
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昨日、仕事でうまく行かないことがあり、盛大に落ち込んでいたのですが
その直後みなさんに
「どうしたの元気ないよ?」と声を掛けてもらいました。
「いやーほんと落ち込んでます」
と答えられた自分にも驚きでしたし、
顔も態度も、鎧をかぶることなく、全身で(笑)落ち込みを表現できていたんだなーと。
かなり落ち込んでいたんですけどね、ちょっとうれしい発見でもありました。
実際一晩寝れば、ある程度復活しますし(ストレングス、ポジティブは第3位)仕事の落ち込みは次への糧と思えているので、ご安心ください。
理由もわからず、イライラされたり、急に不機嫌になったりされるのは確かに困ると思います。
でも
自分の感情に気づかないフリをしたり、何でもないフリをするのは
自分で自分の感情を、他人にも自分にも大切にされない状態を作るんだなと
やっと今ごろ気づいた次第です。我慢強いのも良し悪しです。
つらつらと思うがままを今日は書きましたが、どうしても書きとめておきたくて。わたしの経験が誰かのお役に立てるとうれしいです。
いつかの夕景。うっすらシルエットの富士山も好き。
本日もご覧くださりありがとうございました。
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