聲の形を全巻読んだ。

 

 

ある日、寝る前に彼氏が「とりあえず1話だけ読んでみてー」って言ってiPad渡してきたから借りて読んだ。

そのときは1話だけだったけど、気づいたら数日で最後まで読んじゃってた。

 

 

作品内容

お前なんかに出会わなきゃよかった。もう一度、会いたい。
耳の聞こえる少年・石田将也(いしだしょうや)。
耳の聞こえない転校生・西宮硝子(にしみやしょうこ)。
ふたりは運命的な出会いをし、そして、将也は硝子をいじめた。やがて、教室の犠牲者は硝子から将也へと移っていった。幾年の時を経て、将也は、 もう一度、硝子に会わなければいけないと強く思うようになっていた。

 

 

これから読む予定の人は私の感想を読まないで欲しいんだけど、、、読んでいたら私の中でハッとさせられるシーンがありました。

読み終えてからも、この漫画のストーリーよりその1シーンが印象的でなんともいえない気持ちに。

 

正直いうと、1巻から読んでて「めちゃくちゃ面白い!ハマる!ヤバイ!」ってほどでもなかったけどなんか続きが気になって全7巻読破。

 

んで6巻あたりで聴覚障害のヒロインがマンションのベランダから飛び降りようとしてるシーンがあった。色々あって自ら命を絶とうとしてた。

 

そこで心臓がドキッ!!!ってした。

 

主人公の男の子はギリギリのところでその場面に居合わせて、必死で止める。

落ちそうなヒロインは無事引き上げられるけど、代わりに主人公が落ちちゃう。。

 

 

女の子がマンションから飛び降りようとする、男の子の目の前で。

これって同じじゃん。私が彼の前で落っこちたのと同じような光景。

 

 

 

彼は漫画大好きだからよくオススメはしてくれるけど、これを読んでみればーって言ったのはなんか意味があったのかなとか思っちゃった。

 

まあ彼に真意は聞かないけど、漫画でも映画でも現実のニュースでも飛び降りとかリスカとか自殺とかを目にするたびに、彼も私も嫌な思い出が蘇る。

 

それって一生続くんだよね。

 

骨折したり、頭を縫ったり怪我は治っても、記憶や心の傷はずっと消えないんだなって実感しちゃった。彼の頭ん中から私の奇行姿の記憶を消したくなる。

 

今は彼ととても関係が良好だから、過去を思い出してもマイナスな感情に引っ張られたり落ち込んだりはしないけど、飛び降りシーンみて冷静に考えちゃった。

 

アニメ映画もあるけど、たぶん見ないかな。

 

 

 

 

 

 

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