どんだけパンツの話すんだよ。
という意見もあるでしょうが
バレエの胆、体の真ん中、
そこにあるのが骨盤だとしたら
それを守り、一番近い存在にいるのが「パンツ」なのです。
ただ、バレエのレッスンではパンツをはかない主義の人も多く
その存在を意識できないことも多々あるとは思います。
何の話？
だから骨盤の話。
私は自分では気がつかないでいたのですが
どうやらでっちり気味であることが判明していました。
映像を確認するようになって初めて認識したわけですが
子どもにも多く、お尻が出てお腹が出た姿が可愛いんですよね。
でもリアフォー（リアルな40代）ともなると可愛いわけもなく。
これを直さないとバレエの色々に不都合が出てくるといわれ改善に努めてまいりました。
しかし、同時進行していた背中柔らか計画によって、一度は改善の兆しが見えたでっちりさんの
意識が薄れてまた戻ってしまったらしい。（背中反るのでお尻出やすい）
自分では分からない。
そんなとき私が子どもに言うのが
「パンツの正面見せて」
「可愛いパンツ見せて（犯罪）」
「パンツまっすぐでお願いします。」
であります。
日本語が理解できる子どもであれば
これで骨盤をまっすぐする意識が一瞬持てることが多くあります。
一度骨盤の向きを意識する感覚が分かれば
後はパンツのことを考えなくても
そこに持っていけるようになるかもね。
でも、バレリーナはパンツ履いてないから（まだ言うか？）
私の意識が足りなかった。
さて、どんな時に不都合なのか軽く触れると
主に回るとき。
プリエのとき。
骨盤前傾やら後傾の人が
プリエをそのまましてしまうと
お尻が真っすぐ下に下がらず
後ろや前にずれやすい。
そのままトウに立って回るとすると
後ろに行った人は前に、
前に行った人は後ろに戻らないといけない。
シェネするときも
体が真っすぐになっていないと
コンパクトに回るのが難しくなる。
だそうです。
ただ、でっちりのほうが踊りやすい、そうしないと5番できないという人もいると思います。
そういう人は
プレパレーションのときだけ、回るときだけでも真っすぐ下がる、上がるように意識したらいいと思う。
でも、最終的にアンディオールを完璧にするためにはでっちりでは不可能かと感じます。
ぎりぎり骨盤締め上げないとかかと前に出ないです。私は。
そのときとてもお腹が痛くなります。
真ん中よりサイド。
腹筋使ってるんでしょうか。
そういえば、真っすぐ下にプリエするためにもう一つ子どもに効き目ある例えがあるんですが
さすがにここに書いたらドン引きされると思うので
内緒にしておきます。
次回はお尻の話。
「アンディオールはお尻で作られる」